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国語の乱れを感じる人が減少

文化庁が、昨日25日発表した、2019年度の「国語に関する世論調査」によると、「国語が乱れている」と感じる人が、20年前と比べて減り、「乱れていない」と感じる人が増えている、ということです。専門家は、SNSなどの普及で文章を発信する機会が増え、様々な表現を受け入れる傾向が強まった、という見方をしています。

調査は、今年2~3月に、16歳以上の男女1994人が答えました。国語の乱れについて、「非常に乱れていると思う」「ある程度乱れていると思う」は、計66.1%で、「乱れている」は1999年度から約20ポイント減っています。乱れていると思う点を複数回答で聞くと「敬語の使い方」「若者言葉」が、それぞれ6割を超えました。

慣用句を間違えている人が増えていることも指摘されています。「敷居が高い」を本来の意味の「相手に不義理をして行きにくい」と答えたのは29.0%で、56.4%が「高級すぎたり上品すぎたりして入りにくい」を選びました。「浮足だつ」は、本来の「恐れや不安で落ち着かずそわそわしている」が26.1%で、「喜びや期待でそわそわしている」が60.1%でした。「前に負けた相手に勝つこと」を表現する際どちらを使うかについては、「雪辱を晴らす」が50.5%で、すべての年代で、本来の「雪辱を果たす」を上回りました。こうした慣用句は、あまり使わなくなっているのかとも思いますが、正しく使わないと、恥ずかしい思いをすることになると思います。

また、よく聞かれるようになった「〇〇活」「〇〇ハラ」を、いずれも5割以上の人が、「自分は使う」としていて、浸透していることが、明らかになりました。「婚活」「終活」などの「〇〇活」は54.4%が、「自分は使う」としました。また、「セクハラ」「パワハラ」などの「〇〇ハラ」は、58.1%が使うとしています。今回は、設問になかったようですが、「ら」ぬけの「見れる」「食べれる」などの乱れが、私は気になります。日本語は、本来美しいことばだと思うので、守るべきものは守り、新しく取り入れるものはそうしていければよい、と思っています。

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