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【なるか平和的な権力移行】

トランプ大統領が選挙結果を受け入れるか否か。受け入れないと述べたことで身内の共和党からも批判が相次ぎホワイトハウスが鎮静化に必死になりましたが、大統領はその後も同じことを強調しました。大統領選挙の結果が出るまで長引きそうですね。

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WSJはTrump Won’t Commit to Peaceful Transfer of Power After Election(トランプ、選挙後の平和的政権移行を約束せず)の中で、トランプ大統領が23日、11月3日の選挙結果を受け入れない可能性を示唆した上で、選挙結果は最高裁判所の判断に委ねられる見通しを示したたと伝えています。

「最高裁で決まるだろう。その際に9人の判事が必要だと」と述べて、先週87歳で亡くなったRBG=ルース・ベイダー・ギンズバーグ判事の後任の承認を急ぐ考えを強調しました。

トランプ大統領は郵送による投票に対する疑念を繰り返し示していますが、アメリカではコロラド、ハワイ、オレゴン、ワシントン、ユタの5州がこれまで郵送投票を主としていますが、今回は新型コロナウイルスの感染拡大によりカリフォルニア、ネバダ、ニュージャージー、バーモントの4州も有権者に投票要請を郵送することにしているということです。

また、多くの州が希望者に郵送による投票を認めていて、トランプ大統領はこうした投票方法では選挙で不正が起きると何度も指摘しているとしています。

FTはRepublicans rebuke Trump for refusal to commit to peaceful transition(共和党、平和的な権力移行を拒否したトランプを非難)の中で、トランプ大統領が選挙で仮に民主党のバイデン候補に負けたとしても平和的な権力以降を約束しなかったことに対して身内の共和党内からも幅広く批判が集まったと報じています。

たいていはトランプ大統領の肩を持つ共和党の重鎮の議会上院のマコネル院内総務はツイッターで「平和的な権力の意向は(ワシントン大統領が再選された)1792年以来、4年ごとに行われている」と投稿。

かつて共和党の大統領候補だったロムニー上院議員は平和的な移行こそがアメリカと独裁国家の違いだとトランプ大統領を激しく非難。

トランプ大統領に近いリンゼー・グラム上院議員ですら、共和党はバイデン候補が選挙で勝利すればその結果を受け入れるし、最高裁判所に判断が委ねられた場合もその結果に従うと述べたということです。

野党民主党もペロシ下院議長が「アメリカは北朝鮮やロシアではない」と、バイデン候補が「われわれはいったいどこの国にいるんだ⁉︎」と非難したそうです。

New York TimesはAfter the White House said Trump would accept the results of the election, he once again suggested it may be tainted(ホワイトハウスが選挙結果を受け入れると言ったあと、トランプ再び選挙の不正を示唆)の中で、トランプ大統領が23日に選挙結果を認めない可能性を示唆したことで与野党から批判が相次ぎホワイトハウスも受け入れると言ったあと、トランプ大統領が24日に再び11月3日の選挙が信用できないと述べたと報じています。

ノースカロライナ州への出発に先立って記者団に対して「選挙は公正でないといけないが、そうなるか確信が持てない」と述べ、郵送による投票に疑念を示したということです。

同日、FBI長官が議会で、これまでに組織的な選挙不正は見当たらないと述べたということで、大統領の主張に反論しました。

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