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ブラジル中銀、20年GDP見通しを5%減に上方改定


[ブラジリア 24日 ロイター] - ブラジル中央銀行は24日に公表した四半期インフレ報告で、第3・四半期に新型コロナウイルス危機による打撃が和らいだことを受け、2020年の国内総生産(GDP)見通しを当初の6.4%減から5.0%減に上方改定した。政府や市場の見通しに近づいた。

21年のGDP見通しは3.9%増としたが、「通常より不透明感が高い」とした上、安定的に回復するためには財政・経済改革が「必須」との見方を示した。

中銀は来年の見通しは改革の継続次第だとし、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が和らぎ、交通や消費がコロナ前の水準に徐々に戻ることも想定していると述べた。

今年のGDP見通しは、政府が4.7%減、中銀の最新エコノミスト調査は平均5.1%減となっている。

物価について中銀は、食品の値上がりで短期的には大幅に上昇するが、その後和らぐとの見通しを示した。年内に2.85%上昇に達するとした。

一方、長期的には依然として、物価目標である20年の4.0%上昇と21年の3.75%上昇に届かないとの見方を示した。

報告書で想定した全4シナリオで20年の物価見通しは2.1%上昇だった。21年は2.6─3.0%上昇。22年は3.1─3.8%上昇と、この年の物価目標である3.5%上昇を超える見込み。

23年は4シナリオ全てで3.3─4.6%と、同年の目標である3.25%上昇を超える。

20年GDP見通しの内訳は、生産業が4.7%減と、3カ月前の前回予想の8.5%減から上方改定した。設備投資は6.6%減と、13.8%減から改定。経済活動の3分の2を占めるサービス業は前回同様5%を超える落ち込みとなると試算した。

21年の経常収支の赤字額はGDPの1.1%を占める167億ドル、貿易黒字は527億ドル、外国直接投資の流入額は652億ドルと試算した。

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