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ノーベル賞の日本人受賞者は2人? 米企業が恒例の予想

今年のノーベル賞について、米国の情報会社クラリベイト・アナリティクスが、受賞する可能性が高い研究者24人を発表した。日本人は2人が選ばれている。例年はストックホルムで大規模な授賞式や晩餐会が開かれるものの、今年は新型コロナウイルスの影響で規模の縮小を余儀なくされている。

2019年のノーベル賞授賞式=Getty Images

日本人は研究者2人の受賞が有力視

同社は大手情報企業トムソン・ロイターが前身で、2002年からノーベル賞の有力候補の発表を始めている。16年に医学・生理学分野の有力候補者として挙げた京都大学の本庶佑特別教授が18年に受賞するなど、実際に数多くの受賞例があることから、高い評価を得ている。

今回の発表では、日本人では東京大・中村祐輔名誉教授と東京大・藤田誠卓越教授が選ばれている。

中村名誉教授は大阪大学医学部卒業。外科医として臨床に従事した後、研究者として数々の業績を残した。遺伝学、腫瘍学が専門で、がんプレシジョン医療研究センター所長。がん治療の個別化に関する先駆け的な研究で知られるほか、個々人の個性に適した治療を進めるオーダーメイド治療を提唱した。ノーベル生理学医学賞が有力視される。

藤田卓越教授は、千葉大学大学院工学研究科修士課程修了。分子の部品が互いに集まって複雑な構造が作られる「自己組織化」を利用して、新しい物質を作り出す「超分子化学」の研究で知られる。世界的科学誌『ネイチャー』『サイエンス』へのトップクラスの掲載回数を誇る。ノーベル化学賞の受賞が期待される。

恒例の晩餐会も中止 規模や形態は大幅に変更

ノーベル賞をめぐっては、19年までの日本関連の受賞者数は30人。昨年はリチウムイオン電池の開発で成果をあげた旭化成名誉フェローの吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞している。

Getty Images

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響から、ストックホルムで行われる授賞式は出席者の数を減らしてテレビ中継で実施され、受賞者は各国のスウェーデン大使館などでメダルを受け取ります。毎年1000人以上が参加する晩餐会もすでに中止が決まっている。

ノーベル賞の発表は来月5日から始まる。

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