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ユーロ圏総合PMI、9月速報値は50.1に低下 サービス部門50割れ

[ロンドン 23日 ロイター] - IHSマークイットが発表した9月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合PMIが50.1となり、前月の51.9から低下した。新型コロナウイルス感染再拡大を受けてサービス部門が再び落ち込んだ。

景況の拡大・悪化の分かれ目となる50をかろうじて上回ったものの、ロイターがまとめた市場予想中央値(51.7)を大きく下回った。

IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「新型コロナ感染拡大でサービス部門の活動が再び低迷する中、ユーロ圏の景気回復は9月に足踏みとなった」と説明。「製造部門が需要増による生産拡大を報告する一方、サービス部門が再び50割れとなり、『ツー・スピード・エコノミー』が明白となった」と述べた。

9月のサービス部門PMI速報値は50.5から47.6に低下し、予想の50.5を下回った。需要が減少する中、サービス企業は7カ月連続で従業員を削減。雇用指数は47.8から47.6に低下した。

一方、ユーロ圏製造業PMI速報値は51.7から53.7に上昇。2年強ぶりの高水準となったほか、予想の51.9を上回った。サービス部門が全ての予想を下回ったのと対照的に、製造部門は全ての予想を上回った。

総合PMIの構成指数をみると、生産指数は55.6から56.8に上昇。2018年初め以来の高水準となった。

ただ、製造部門では需要が18年2月以来の高水準まで拡大したものの、人員は削減された。新規受注指数は55.4から57.1に上昇し、製造部門の回復継続を示唆した。

全般的な楽観ムードはさらに盛り上がっており、総合将来生産指数は57.8から60.3に上昇。新型コロナ流行の影響が完全に表れる直前となる2月以来の高水準となった。

ウィリアムソン氏は「向こう1年の企業見通しがさらに改善したことは心強いが、この楽観ムードは感染率の低下を当てにしたもので、今後数カ月の低下は依然として保証されていない」と警戒感も示した。

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