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「僕たち子どもの声はまったく届かない、単独親権制度は、子どもの立ち場にたったものではないんですよ」

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■オレンジパレード@大阪

前回も当欄で少し触れたように(若者には自民党がリベラル、9月21日、共同親権を訴える(主として子と別居する)親たちの集いが大阪であり、御堂筋を中心に200名もの人々がパレードしたようだ。

そのパレードはオレンジパレードと名付けられ、テーマカラーをオレンジとし、シャツやのぼりなどオレンジで統一されたやさしい雰囲気の集まりになった。

けれどもそこに集う親たちは、子どもの連れ去り/拉致にあった別居親で、中にはその拉致の理由として「虚偽DV」をでっちあげられた方もいる。そうした別居親の悲しみについては当欄でもたびたびとりあげてきた(たとえば子を思って料理する「新しい父」たち)。

思想的にフェミニズムが先導してきた離婚後の親支援は、激しいDV被害者も多発したことからこれまで女性に偏重してきた。

それ自体は有意義な取り組みだったと思うが、当欄で指摘してきたように、そのこと(女性支援偏重)により、子を拉致abductionされた別居親たちの傷つきは背景化された(「パパ、神経衰弱しよう」~連れ去られた親の「抜け殻」感「あの子が死んだのかもしれません」)。

そして何よりも「真の当事者」である子どもの声が潜在化されてきた(「親が死ぬこと」を子は想像できない~離婚時の「子どもの連れ去り」の傷つき)。

今回のオレンジパレード@大阪では、その「真の当事者」である子どもたち自らもマイクをもって発言した。

■単独親権制度は、子どもの立ち場にたったものではないんですよ!

発言したのは高校生と大学生の2人のハイティーンで、ふたりとも10才頃に母親によって連れ去られた(Twitter「「#オレンジパレード」参照)。

1人は自分の中学時代を「黒歴史」だったと表現し、彼女は「自殺も考えた」という。

1人は、自分たちのような苦しいめにあう子どもをつくり続けてはいけない。その苦しさを産みだす大本である単独親権を共同親権に変更してほしいと訴えた。今回のタイトルにも使ったように高校生の彼は、

「僕たち子どもの声はまったく届かない、単独親権制度は、子どもの立ち場にたったものではないんですよ!」

と熱く語りかけた。

時に言葉に詰まりメモを見る彼女と彼に対して、会場からは、パレード参加者からの「ガンバレ!」という呼びかけがある。その一体感は、そこに参加したものを感動させたようだ。

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