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【Amazon Fresh】、アマゾン新スーパーのダッシュカート徹底検証!わざとレジに並ぶと?

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■ネット通販最大手のアマゾンは17日、ロサンゼルス郊外ウッドランドヒルズにスーパーマーケット「アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)」を一般にオープンした。

アマゾン・フレッシュはレジなし店舗とは異なり一般的なフルサービスのレジが14台あり、「ジャスト・ウォーク・アウト(Just Walk Out)」技術を搭載したスマートショッピングカート「アマゾン・ダッシュカート(Amazon Dash Cart)」を20台導入している。

ダッシュカートはコンピュータービジョンを内蔵した4つのカメラに重量センサー、タッチスクリーンを搭載した世界最先端となるショッピングカートだ。

ダッシュカートを利用することでレジ行列に並ぶことなく買い物ができ、買い物中も常に合計金額を確認できるようになっている。

アマゾン・ダッシュカートのサイトにあるFAQには「ダッシュカートはコンピュータービジョン・アルゴリズムとセンサー・フュージョンの両方を組み合わせて使うことでカートに入れる商品を認識します(The cart uses a combination of computer vision algorithms and sensor fusion to identify items you put in the cart)」と記されている。

 使い方はアマゾン・アプリからアマゾン・フレッシュのQRコード表示させ、ダッシュカートのスキャナーで読み込ませれば利用者のアカウントとダッシュカートが紐付き買い物ができるようになっている。

アレクサで作成しておいた買い物リスト(ショッピングリスト)もカートの10インチ・スクリーンに表示される。あとは商品をカートに入れることで自動的に商品を認識する。

コンピュータービジョンが商品を認識することで、商品バーコードをスキャンする必要がないのだ。

カートに商品を入れると、軽いチャイム音とともにカートのライトが白く光り、スクリーン上のショッピングカートに商品名や数量、価格が表示される。

一方、カートが商品を認識できなければ、「ピッピッピッ」のビープ音にオレンジ色に光り、カート内カメラで撮影した商品画像(撮影できない場合もある)と「認識できませんでした(We didn't Catch That)」がスクリーン表示される。

認識できなかった場合、商品をカートにゆっくりと入れることで認識される他、スクリーンに「青果(Produce)」「バーコードアイテム(Barcode Item)」、かばんやバッグなどの「個人の所有物(Personal Item)」をタップしマニュアル入力する。

野菜や果物などの量り売りではスクリーン上にある「商品コードを押す(Add PLU Item)」をタップし、カートに入れると自動的に質量を量り、価格を表示する。

カートから商品を出すと逆に「何を取り出しましたか?(What did you remove?)」にカートリストが表示され、そこから選ぶことになるのだ。

買い物が終了すればダッシュカート専用の通路「アマゾン・ダッシュカート・レーン(Amazon Dash Cart Lane)」を通るとスクリーンが緑色に変わり「完了しました(You're all set)」とともに合計金額が表示され同時にメールでeレシートが届くようになっている。

 ではダッシュカートに商品を入れることで自動的に商品を認識するのは、商品のどの情報を使って認識するのだろうか?

様々な検証を行った結果、ダッシュカートは商品の形状やパッケージに表記された商品名、パッケージデザイン等を認識するのではなかった。

ダッシュカートにある4つのカメラが商品バーコードを読み込むことでその商品を認識していることが判明した。

ただし極めて高性能であり「コンピュータービジョン・アルゴリズムとセンサー・フュージョンの両方を組み合わせてるため」、読み込むには難易度の高いアングルでも、バーコードの一部を隠していても、またスピードのある動きでも認識できるようになっているのだ。

逆に商品の形状や商品名を読み込ませるようにゆっくりカートに入れながら、商品バーコードを隠していると認識はできなかった。

手のひらや指全体で商品バーコードを覆っていたり、カメラからはバーコードが死角となるように入れても認識ができなかったのだ。

またバーコードが平面ではなく凹凸で乱反射しやすいビニールバッグにあるバーコードは読みにくいことがわかった。

 50〜60キログラム以上はあると思われるダッシュカートはフルサイズ・ショッピングカートではなく小型サイズのショッピングカートだ。

そのため小さな子どもを乗せることはできず、カートの容量も二袋程度(最大でも20アイテム)の買い物をする利用者を対象にしている。

ダッシュカートは独身者や子供のいないカップルなど比較的若い人たちをターゲットにレジを通らずスピードのある買い物を欲している層にあるといえるのだ。
 
トップ画像:レジを素通りできるように開発されたアマゾン・ダッシュカートで、あえてレジ待ち行列に並んでみた。理由はダッシュカートでも現金払いができるのか?を知りたかったからだ。ダッシュカートとレジをなんらかの方法で同期できれば(技術的には可能だ)、レジではキャッシュ払いができるのでは、という仮説だ。その結果は?

ダッシュカートはコンピュータービジョンを内蔵した4つのカメラに重量センサー、タッチスクリーンを搭載した世界最先端となるショッピングカートだ。ダッシュカートのサイトにあるFAQには「ダッシュカートはコンピュータービジョン・アルゴリズムとセンサー・フュージョンの両方を組み合わせて使うことでカートに入れる商品を認識します」と表記されている。

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