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ロシア中銀、政策金利据え置き 年内の利下げ示唆

[モスクワ 18日 ロイター] - ロシア中央銀行は18日、政策金利<RUCBIR=ECI>を過去最低水準の4.25%に据え置くことを決定した。据え置きは予想通り。ロシア政府に対する新たな制裁リスクが高まる中、緩和サイクルを一時的に停止したが、年内に利下げを再開する可能性を示唆した。

声明で「状況がベースライン見通しに沿って展開すれば、ロシア中銀は今後の会合で追加利下げの必要性を検討する」と指摘。「直近の利下げは今年および来年のロシア経済を支援し続ける」とした。

通貨ルーブルが今月に入り、対ドルで半年ぶり、対ユーロで2016年以来の安値を付けたことを受け、政策金利が据え置かれるとの見方が広がっていた。

14日時点のインフレ率は年率3.7%近辺と目標の4%を依然下回っているが、中銀は家計と企業のインフレ期待は引き続き高いとした。

中銀の決定を受け、通貨ルーブルは対ドル<RUBUTSTN=MCX>で0.5%安の75.55ルーブルと、前週に付けた6カ月ぶり安値の76.5950ルーブルに迫った。対ユーロ<EURRUBTN=MCX>でも下落し、0.5%安の89.50ルーブル。ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏に対する毒殺未遂疑惑のほか、反政府デモが続いているベラルーシ問題を巡り、西側諸国がロシアに対する圧力を強めるとの懸念がルーブル相場の重しになっている。

ナビウリナ総裁は決定会合後の記者会見で「インフレはここ数カ月は予想を若干上回っていた」と指摘。また「外部環境のボラティリティーは高まった」とし、「地政学リスクが高まった」との認識を示した。

ルーブル相場の下落については「個人も企業も変動相場制にすでに慣れており、相場が下落する時も上昇する時もあると承知している」と述べ、それほど重視しない姿勢を示した。

今後の政策運営について、ライファンゼン銀行のエコノミスト、スタニスラフ・ムラショフ氏は「中銀は慎重に対応しながらも、利下げの可能性を念頭に置いているように見える」と指摘。ロッコ・インベストの投資部門責任者、ドミートリー・ポレボイ氏は、中銀が示したディスインフレリスクを巡る見解に基づくと、10月もしくは12月の会合で4%への利下げが決定される可能性があると述べた。

キャピタル・エコノミクスのアナリストは、年内は金利は据え置かれると予想。来年末までに3.50%に引き下げされるとの見方を示した。

次回の金融政策決定会合は10月23日。

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