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民意の行方・世論調査 安倍首相辞任と内閣支持率

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昨日、自民党総裁に菅義偉官房長官が当選し、第26代自由民主党総裁に就任、9月16日の総理大臣指名選挙を経て第99代内閣総理大臣に就任することになりました。

少し前のことになりますが,前東京都知事の舛添要一氏が7日、自身のツイッターを更新。世論調査で内閣および自民党の支持率が上昇したことについて以下のように言及しました。

舛添氏は「世論は、政策の吟味というよりは、感情、空気で動く」「空気を読む国民性に起因する支持率上昇」を指摘し、さらに「とくに日本の場合、その傾向が強い。その分、そのコストも高い。古代より大衆は『パンとサーカス』を求める」と国民が政治的盲目に置かれている状況を嘆いていました。

今回の安倍晋三首相の辞職とその後の、内閣支持率及び自民党支持率の急激アップという世論調査結果は、私には良く理解できない現象でした。その、現象がもっとも強く表れたのは自民党政治、安倍内閣を非難して止まなかった朝日新聞の世論調査結果だったからです。

もちろん、私は国会議員でもなく、国会議員だった経験もありません。与野党の国会議員に少しだけ知り合いがいる程度ですが、一地方議員ではあれ政治家の端くれなので、民意の行方を覗き見ることの出来る世論調査は非常に関心を持って見て来ています。

選挙に際しても、主に首長選挙や県会議員選挙でしたが情勢調査を行った直接の経験も多数あり、それを参考にして政策の選択や重点、対策を練ってきたものです。それは、過ちの少ない情勢判断をするためのツールとして、私たち政治に携わる業界人がもっとも頼りにして来たものです。

正直、私にとって、安倍晋三内閣に対する評価は、あまり高くないものでした。いちいち挙げませんが、行政の信頼性や公平性、法律順守に大きな疑問符が付く内閣だったと言わざるを得ません。北朝鮮の拉致問題、北方領土問題、韓国との歴史問題、竹島や尖閣諸島などの問題、沖縄問題など、8年近くかけても何ひとつ解決できなかったというのが本当のところではないでしょうか。しかし、内閣が長く続き、姿勢が大きくぶれなかったということは、外交上非常に有益だったと思います。

その評価は、安倍晋三首相が辞職表明しようがしまいが、私にとっては変わらないものです。しかし、世論調査によれば、大きく評価へ転換した方々が多数いたというのは、驚きでした。いろいろと分析が行われていますが、すべて、合点がいかないものでした。

そこで、舛添氏の分析が出てきます。舛添氏は「世論は、政策の吟味というよりは、感情、空気で動く」「空気を読む国民性に起因する支持率上昇」を指摘し、さらに「とくに日本の場合、その傾向が強い。その分、そのコストも高い。古代より大衆は『パンとサーカス』を求める」と国民が政治的盲目に置かれている状況を嘆いていました。

主権者である国民は、若い頃からの気鋭の国際政治学者であり、国会議員や都知事を歴任した舛添要一氏によって、ダメ押しをされてしまっています。舛添氏は自身が、そんな国民に支持されていたということを嘆いているのでしょうか・・・1年以内に実施される総選挙でその答えが出ることを楽しみにしています。

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