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49歳で妊娠発表の女優・小松みゆき「主人に赤ちゃんを抱っこさせたい」 不妊治療で経験した葛藤

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 昨年の日本の出生数は過去最少の86万人だった。深刻な少子化に直面する中、自民党総裁選では、菅新総裁が不妊治療に保険適用を目指すなどとした政策を打ち出した。

【映像】49歳で妊娠発表した女優・小松みゆきさん Instagramでお腹を公開(1分10秒ごろ~)

「出産を希望する世帯を広く支援をするために、不妊治療への保険適用の実現をいたします」

 菅新総裁の主張に、国民民主党の玉木代表も「(不妊治療に保険適用は)ずっと主張してきたので大賛成だ(中略)菅さんやるな」と、賛意を示すツイートを投稿している。

 不妊治療の保険適用を訴えた菅新総裁が誕生した14日、長年の不妊治療を乗り越え49歳での妊娠を発表した人がいる。女優の小松みゆきさんだ。

 「まさか自分がこのような報告ができるとは思っていなかった」という小松さん。お腹の中の赤ちゃんは5カ月半ばで、今はつわりも少しだけ落ち着いてきた様子。今回の妊娠は自然なものではなく、不妊治療の結果だったと明かす。


「(妊娠がわかったときは)両手挙げて『やったー!』という感じでもちょっとなくて。体外受精なので『着床しましたよ』と言われても、その数週間後に『またダメだった』ということも多々あった。そこはやはり経験している人はみなさんそうだと思いますが、妊娠していたから『やったー!』とはならない(喜べない)ことが、普通の妊娠とちがう第一段階かなと思います。まだ胎動も感じられないので、毎日びくびくしている状態。実感がなかなかわかないので、次の検診まではドキドキしています」

 小松さんは11年前の2009年、自身が39歳のとき、8歳年下の一般男性と結婚。42歳くらいから体外受精などの不妊治療を始めた。

「まだ自分が40歳前後でいける(出産できる)と思ったんですよね。大きな間違いで、失敗したなと思うのですが。41歳から『さあ子作り始めましょう』となったときには、やっぱりすぐはできない。そこから慌ててクリニックに行きました」

 現在、不妊治療は排卵誘発剤等の薬物療法などには保険が適用されるが、人工授精や体外受精などの治療に保険は適用されない。補助金を出している自治体もあるが、受けられるのも東京都では43歳まで。小松さんもこれまでの費用は「1000万円以上はかかった」という。さらに体外受精での妊娠率は年齢と共に下がり、42歳以降では10%以下だ。


「46歳くらいのときに主人と話し合って『もう無理でお金も大変だし、これからは2人で生きていくのもいいんじゃないか』という話をして『一旦辞めましょう』ってなったんです。でも、そこで『じゃあ凍結していた卵子はどうしましょう』となって。そのときに廃棄はしのびない、さすがに卵とはいえ自分たちの子だし、だから……」

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