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中国、金融持ち株会社への規制強化 システミックリスクを予防

[北京 14日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は13日、金融持ち株会社によるシステミックリスクを予防するため新たな規制を発表した。小規模の企業が相次いで金融業に参入しリスクが高まる中、監督制度の抜け穴をふさぐ狙いがある。

人民銀が公表した声明によると、金融持ち株会社としての認可を得るには50億元(7億3174万ドル)以上の資本が必要になる。

また銀行を傘下に置く金融持ち株会社は少なくとも総資産を5000億元以上、それ以外は1000億元以上の資産保有が求められる。

新規制は11月1日から施行されるが、1年間の猶予を設ける。

人民銀の潘功勝・副総裁は14日のブリーフィングで、「金融持ち株会社は既に国内に存在しているが、監督制度の枠組みに含まれておらず、規制の抜け穴となっている」と述べた。

副総裁は適格な金融持ち株会社として、国有の中信集団(CITICグループ)、中国光大集団、招商局集団のほか、地元政府が支援する上海国際集団、北京金控集団、およびフィンテック大手のアント・フィナンシャルを挙げた。

アリババ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏が支配するアント・フィナンシャルはアント・グループに改称しており、香港と上海での重複上場を目指している。

潘副総裁は、少数の企業が複雑な株式保有構造を利用して金融セクターへ事業拡大していることなどを批判。新規制について、「機関横断的、市場横断的、セクター横断的な波及リスクを防ぐ」ため、工業セクターと金融セクターの間に防火壁を設置するものだとした。

副総裁はまた、主要な不動産会社を対象とする資本・資金調達管理規則を出したことを明らかにした。不動産を巡る資金調達の規制強化と透明性向上が狙い。

*内容を追加して再送します。

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