記事

わいせつ教師は、永久に資格なし

 児童・生徒にわいせつ行為をした教師は5年たったら職場に戻れる?

 私は、児童・生徒にわいせつ行為をした教員は原則、懲戒免職になることから教員に復帰できるなどとは思ったこともありませんでした。
 現在、3年で再取得できるとは知りませんでした。3年でというのも驚きでしたが、それを5年にすればいい?
「わいせつ教員の免許再取得を5年に延長」案に異論…文科省は一体何を守ろうとしているのか」(FNN2020年9月2日)

 考えてみれば、弁護士法も懲戒処分としての除名処分がありますが、その場合でも3年が経過すれば再登録ができることになっています。もっとも登録申請を受けた弁護士会がどのような判断をするのかは別問題です。登録を認めてしまったら弁護士会の信用を失うものであれば当然に拒否するでしょう。特に弁護士業務を理由にした処分であればそのようになります。弁護士会(+日弁連)が拒否した場合には最終的にはその是非は裁判所の判断によります。

 さて、わいせつ教員の職場復帰など認めて良いのでしょうか。違和感があるのは当然です。その職場でもっともやってはいけないことをやったのですから、その職場からは永久追放が相当です。事案によっては重すぎるという場合もないわけではないでしょう。その場合には例外的に許容することはあり得ると思いますが、いずれにせよ、原則としてわいせつ教員が教職から永久追放されるのは当然といえます。
 これはその教員の更生を否定するものではなく、他の職種で更生すればよいだけです。とにかく教員として一番、やってはいけないことをやったということの重さを考えるべきです。
 ちなみに教師と児童・生徒との間で教員側のまじめな恋愛なんて存在しませんから、誤解のないように。
年齢差のある夫婦(カップル)が問題なのではなく、一方が若すぎること これで女性蔑視の典型

 ところで、教員がわいせつ行為をしたらダメということくらいわかりながらやってしまうのは被害が露見しないと思っていることもあるだろうし、仮に見つかっても…でも自分を抑えられないから。永久追放でも抑止力はなりません。
 しかし、だからこそ永久追放です。
 児童・生徒に被害者を出してはなりません。


 これと同じなのが車の運転免許です。
 悪質な煽り運転をした運転手が法廷で、いずれ運転免許を取りたいと言ったことが物議を醸しました。
 しかし、現在、最低2年間は再取得できないとされているだけで、再取得の道は開かれています。
 運転免許の本質は、危険物取り扱いの許可です。殺傷能力のある車の運転する資格を与えて良いかどうかです。免許取得時にはその人物の性質がわからなくても実際にそれがはっきりした段階で剥奪するべきものです。
 煽り運転に限らず、故意に基づく悪質な危険運転をするような者に永久に免許を与えてはなりません。
危険運転には免許取消こそ必要 免許のあり方を考える

あわせて読みたい

「わいせつ」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    開成退学処分 謎呼ぶ替え玉騒動

    NEWSポストセブン

  2. 2

    日経500 バブル超えの史上最高値

    ロイター

  3. 3

    コロナで行列増 中高年「勘弁」

    中村伊知哉

  4. 4

    大相撲で謎の手拍子に「不快感」

    WEDGE Infinity

  5. 5

    正義感で暴走「極端な人」の実態

    SYNODOS

  6. 6

    竹内結子さん 抱えていた悩みは

    渡邉裕二

  7. 7

    森友自殺 妻が語る国の理不尽さ

    たかまつなな

  8. 8

    ディズニー人数制限で高い満足度

    かさこ

  9. 9

    菅政権 唯一の誤算は高い支持率

    PRESIDENT Online

  10. 10

    女性は嘘つく発言否定も残る疑問

    猪野 亨

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。