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9月11日(金)ムネオ日記

 「参議院のドン」と呼ばれ、時には「尊師」の異名もあった村上正邦先生が10日亡くなられた。

中川一郎先生の秘書時代、村上先生は参議院の実力者であった玉置和郎先生の秘書で、50年に渡りご厚情賜った。

昭和49年の参議院全国区に立候補したが、残念ながら落選。昭和55年の選挙で初当選された。一期生の時から持ち前の喧嘩上手、独特の政治カンで頭角を現していった。

 今、自民党総裁選挙が行われているが、昭和57年11月の自民党総裁選挙、当時推薦人が50人、しかも4人の立候補者がいないと実施できないルールだった。田中角栄先生が大派閥の長しか出れない仕組みにしていたのである。

中川派は13人の小所帯だったが、中川一郎先生は「自民党総裁選は行うべきだ。同憂の志がいれば私も立候補したい」と8月31日、沖縄での中川派研修会で決意を述べた。

私はどうしたら残り37人の推薦人を集められるか身震いしたものである。その時いの一番にお願いしたのは村上正邦先生で、玉置和郎先生の協力も得て、17人の推薦人を集めることができた。

残り23人は福田派の参議院議員23人を借りて何とか50人にし、無事出馬にこぎつけた。ちなみに中川派の議員は1人も推薦人は集めてこなかった。

 告示の日、中川一郎先生は「名簿の届け出は鈴木が持って行け。お前が苦労したのだから」と中川派の国会議員の前で言ってくれた。その一言で頑張ってやって良かったと疲れも吹き飛んだものである。

村上正邦先生なくして中川一郎先生の総裁選出馬はなかった。

 万感の思いで村上先生に感謝し、心からのご冥福をお祈りする次第である。

 これから黄泉(よみ)の国で中川一郎先生、玉置和郎先生と昔話に耽(ふけ)ることだろう。合掌(がっしょう)。

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