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伊勢谷友介の社会貢献活動は大麻に手を染めた「贖罪」だったか

BLOGOS編集部

またまた薬物での芸能人逮捕である。

警視庁は大麻取締法違反(所持)の疑いで、俳優の伊勢谷友介(44)を逮捕した。

伊勢谷と言えば、東京藝術大学出身の〝インテリ俳優〟として知られているが、他にもモデルや映画監督、さらには実業家、教育者としても活躍するなど「多彩な才能」がウリになってきた。

それだけではない。伊勢谷は2ヶ月前の7月に白血病で亡くなった世界的ファッションデザイナー山本寛斎さん(享年76)の異母弟である。四十九日を過ぎたばかりの逮捕劇は芸能界ばかりではなく、各方面に大きな波紋を呼ぶことになってしまった。

もっとも、衝撃的なニュースにはなったものの、伊勢谷の〝薬物疑惑〟は以前から噂されていた。これまでイニシャルで報じていたメディアもあったほどで、周囲には「そのうちに…」と感じていた向きも多かったようだ。

相次ぐ芸能人の薬物逮捕「自分だけは…」という慢心

「警視庁の組織犯罪対策5課が東京・目黒区碑文谷にある伊勢谷の自宅マンションを家宅捜索した結果、リビングの机の引き出しの中から小分けした乾燥大麻4袋が発見されたのです。袋の中には合わせて約20.3グラムが入っていたようで、量的にはおよそ40回分の使用分となります。末端価格としては12万円ほどになるようです。

テーブルの上には吸引器のようなものや灰皿が置かれていて、大麻の燃えかすのようなものもあったとされていますし、その後の捜査では巻紙が500枚も押収されたそうですから、常習性があったことは間違いありません」(芸能関係者)

逮捕後は「弁護士を呼んでくれ。それまで話さない」などと、まるでテレビの刑事ドラマのような態度を見せていたらしいが、さすがに一晩過ぎると観念したのだろう、大麻について「自分が使うためのものだった」と供述を始めているという。

昨年はミュージシャンで俳優のピエール瀧(53)がコカインの使用で逮捕され大騒動になったが、その後も大麻所持でアイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバーだった田口淳之介(34)が逮捕され、さらには田代まさし(64)や年末には沢尻エリカ(34)と続いた。今年に入ってからはシンガーソングライターの槇原敬之(51)の逮捕が記憶に新しい。

芸能人が薬物で逮捕されるたびに「次は…」と報じられてきた。その点について伊勢谷は「自分は大丈夫だと思っていた」と話しており、藝大出のインテリ俳優だけあって傲慢な態度にも見えるが、それが薬物の怖さだろう。使っているうちに頭の中が自分でも気づかないうちに麻痺してきてしまうのかもしれない。

「大麻はタバコと比較したら依存性は少ないと言われていますが、覚醒剤などの薬物と比べたら依存性が少ないだけのことで、危険であることは確か」(薬物ウォッチャー)

ちなみに、大麻に対する伊勢谷の認識は「法に触れることは理解していました」と供述しているそうだから、確信的に使用していたことは明らかだ。夕刊紙の記者は言う。

「44歳で独身ということもあって、女性関係は多彩でしたね。これまでにも女優の広末涼子(40)や長澤まさみ(33)らとの噂が出ました。ただ、その一方でDV(家庭内暴力)が報じられることもありました。サディスティックな部分があるようで、彼のプレイは暴力的だったようです。交際相手をエアガンで撃ったなんてこともありましたからね。

聞くところでは、楽屋などでも奇行が目立っていたそうですから、裏と表の顔が全く違っていたのでしょう」

警視庁とマトリのバトル 異例の逮捕劇

そう言ったこともあってか、伊勢谷の大麻使用については複数から情報が捜査関係者に寄せられていたとも。捜査関係者によると、

「伊勢谷の逮捕は警視庁の組織犯罪対策5課のものでしたが、実は、関東信越厚生局麻薬取締部――いわゆる〝マトリ〟にも情報が寄せられていて、以前から内偵していたことは分かっていました。警視庁とマトリが、どちらが先にパクるかの争いになっていたのです。そのために優秀な大手の探偵会社が2社も動いていました」

と前置きした上で、警視庁が先を越した事情については、

「警視庁の方が先に裁判所から家宅捜索の令状を取ったのです。伊勢谷の仕事がオフで在宅している時間を調べ上げ、一気にガサをかけました。本来は逮捕した上で家宅捜索になるのですが、今回は逆。踏み込んだ時点では逮捕をせずに、家宅捜査で大麻が発見されたことから緊急逮捕になったのです。ある意味で異例の逮捕劇だったことになります。

つまり、捜査関係者に寄せられてきた情報が確実なもの、感度の高いものだったわけです。マトリも先を越されて悔しかったと思いますよ。ただ、部屋の中から注射器は出てこなかったと言いますから、覚醒剤の疑いはないと思いますね。

いずれにしても、タマを横取りされた形のマトリからは『次は…』なんて声が出ていましたから、あるいは内偵者の中に王手がかかっている人物がいるってことかもしれません」

るろうに剣心ほか、出演映画はどうなる

映画「るろうに剣心 最終章」公式サイト

それにしても、芸能人の逮捕のたびに報じられるのが「活動の自粛」「商品の回収」や「CMやテレビ番組の差し替え」、そして「損害賠償」である。芸能人にはこのような重い〝責任〟がのしかかっていることを、伊勢谷も目の当たりにしてきたはずだ。当然、関わっているスタッフにも迷惑がかかってくる。

逮捕される2日前の6日には、都内で女優の吉永小百合(75)が女医役で主演することになっている映画「いのちの停車場」(来年公開)に患者役で出演することから、撮影に参加していた。今回の逮捕を受けて製作・配給の東映では「代役も含め今後検討していく」と慌てていた。

それだけではない。

来月30日には出演している映画「とんかつDJアゲ太郎」の公開が決まっている。また「るろうに剣心 最終章」の「The Final」「The Beginning」も来年のゴールデンウィーク公開で進行中だった。

社会貢献活動は薬物使用の贖罪?

一方、俳優とは離れた形で地球環境分野の社会活動を旗印にした株式会社「リバースプロジェクト」を設立するなど実業家としても活躍、9年前の「東日本大震災」では「元気玉プロジェクト」などという復興プロジェクトまで発足させるなど、社会貢献にも積極的だった。

今回の逮捕で改めて思うのは、その活動の全てが実は、大麻に手を染めた伊勢谷の「贖罪」だったとしたら…。

発起人として「学長」を務め、昨年4月に開校した「Loohcs(ルークス)高等学院」は、運営会社の斎木陽平代表取締役名で「通常時に伊勢谷が関与しておらず、運営においても実務的な影響はございません」との謝罪文を発表していた。

「8年前のことですが、自身の公式ツイッターに『大麻を使用したことで人生を無駄にはして欲しくない』という書き込みがあったんです。そのツイートに伊勢谷は『大麻で人生崩壊するのは難しいと思うけどな。それならお酒の方が簡単だ』と返信したことがありました。あと、自身が初監督した映画『カクト』では、大麻を買いに行ってトラブルに巻き込まれる少年を描いていました。気持ち的に大麻に関心を抱いていたのかもしれませんね」(スポーツ紙の芸能デスク)

それにしても、逮捕前の9月5日に最終回を迎えた日テレのドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」では警察学校の教官と言う役回りだったが、最終回で逮捕されると言うストーリーは、今になってみると単なる「笑い話」にしか見えない。

いずれにしても、今後の伊勢谷である。警視庁の取り調べで、さらに余罪も出てくる可能性もあるが、ある芸能関係者は、

「MDMA以外に大麻や覚醒剤、コカイン、LSDなど、薬物という薬物を総ナメしてきた沢尻でも執行猶予付きの有罪判決です。伊勢谷の場合も懲役1年6ヶ月で執行猶予3年がいいところでしょう。結局、本人がどれだけ反省しているかと言うことぐらいじゃないでしょうか」

と言うのだが、さて…。

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