記事
  • ロイター
  • 2020年09月09日 11:20 (配信日時 09月09日 15:08)

中国PPI、8月は前年比で低下幅縮小 CPIは伸び鈍化


[北京 9日 ロイター] - 中国の8月の生産者物価指数(PPI)は7カ月連続の低下ながら、低下幅は過去5カ月で最も小さく、新型コロナウイルス禍から工業部門が順調に回復していることをうかがわせた。消費者物価は、豚肉価格の急騰に歯止めがかかり、上昇率が鈍化した。

中国国家統計局が発表した8月のPPIは前年比2.0%低下。ロイター調査によるアナリスト予想と一致した。7月は2.4%低下だった。

消費者物価指数(CPI)は前年比2.4%上昇。こちらもアナリスト予想と一致した。7月は2.7%上昇だった。

アフリカ豚熱の流行で昨年8月から急騰している豚肉価格は前年比52.6%上昇で、7月(85.7%上昇)から大きく減速した。

変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は7月と同じく前年比0.5%上昇。ただし前月比では0.1%上昇と1月以来のプラスとなった。

キャピタル・エコノミクスの中国シニアエコノミスト、ジュリアン・エバンスプリチャード氏は、今後は豚肉の供給回復が続き、総合CPIはさらに鈍化するとの見方を示した。

PPIは前月比0.3%上昇で、7月(0.4%上昇)から若干減速した。

国家統計局は声明で「8月は鉱工業生産が引き続き回復し、市場の需要も改善が続いた」と説明した。

ただ華宝信託のエコノミスト、ニー・ウェン氏は、PPIが年内に前年比プラスに回復することはないとみる。

「つまるところ、(新型コロナの)パンデミック(大流行)がいつ収束するかだ。冬になると中国で感染が再び拡大する可能性が強く、(鉱工業生産の回復を巡り)なお不確実性が高い」と述べた。

*内容を追加しました。

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    「日本の小売業者は宝の持ち腐れ」アマゾンにあって楽天にない"決定的な違い"

    PRESIDENT Online

    09月24日 12:03

  2. 2

    視聴者が選ぶ最新版「嫌いな芸能人」コロナの影響か新顔多く並ぶ

    SmartFLASH

    09月24日 09:09

  3. 3

    習近平氏が進める「共同富裕」政策 恒大集団の救済に足踏みか

    飯田香織

    09月24日 08:40

  4. 4

    与党・公明党が選挙直前に「10万円給付」を大々的に発表 与党ならすぐに実行せよ

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    09月24日 08:37

  5. 5

    【独自】自民党総裁選4人の候補者に政策方針アンケートを実施 消費増税の可能性から夫婦別姓の是非まで

    BLOGOS編集部

    09月24日 18:49

  6. 6

    野党4党の討論会で代表代行の江田憲司氏が登場 枝野氏は野党第一党を死守したいだけか

    早川忠孝

    09月24日 18:13

  7. 7

    山口FGで起きた「山口の変」が示唆する地銀改革を邪魔する根源

    大関暁夫

    09月24日 14:34

  8. 8

    「スマホレジ」が変えるコンビニ店舗の風景

    内藤忍

    09月24日 10:29

  9. 9

    オウンゴールで支持率下げた菅政権 野党は絶好のチャンスを活かせ

    毒蝮三太夫

    09月24日 08:05

  10. 10

    再任してほしい歴代首相ランキング 2位は安倍晋三氏「1番日本が平和だった」

    女性自身

    09月24日 14:23

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。