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シリア、ロシアに投資を要請 米制裁で経済疲弊


[モスクワ/アンマン 7日 ロイター] - シリアのアサド大統領は7日、首都ダマスカスで、ロシアのボリソフ副首相、ラブロフ外相と会談、ロシアとの経済関係を強化したいとの意向を示した。シリア経済は米国による追加制裁で一段と打撃を受けている。

ラブロフ外相は会見で、シリア経済を立て直すために国際的な支援が必要だと主張。ボリソフ副首相も、シリアの発電所の修復を支援する方針を示した。

ボリソフ副首相によると、油田は政府の支配下になく、原油生産の再開は難しい状況という。

シリア政府は2015年以降、ロシアの軍事支援を受けて、イスラム組織などから支配地域を奪還している。両国は貿易関係を強化し、エネルギー・鉱山・電力プロジェクトの見直しを進める方針を示していた。

国営メディアによると、アサド大統領は「すでに調印した協定を履行し、ロシアの対シリア投資を成功させるため、ロシア同盟国との協力を継続していく」と表明した。

ボリソフ副首相は、ロシア政府が7月に経済関係の強化を提案したことを明らかにした上で、次回12月のダマスカス訪問時に協定に調印する方針を示した。副首相は、シリア政府を支援し、米国の制裁による封鎖を解除したいとも発言した。

西側外交官は、ロシアがシリアを軍事的に支援することで、地域での影響力を強化していると指摘している。

シリアの通貨価値は80%以上下落。多くの国民が貧困状態にある。

米政府は8月、「シーザー法」の下で制裁を発動。ロシアは制裁を批判している。シーザー法はシリア政府に協力する外国企業に制裁を科す内容で、アサド政権の資金源を断ち、10年近く続く内戦の終結に向けた国連主導の協議に同政権を参加させる狙いがある。

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