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【ファストフード】、未来のレストラン!シェイクシャックもスーパーもドライブスルー?

■パンデミックの影響により店内での食事を提供する飲食店の売上は大きく毀損している。短時間で調理することで、注文後にすぐ食べられる手軽な食事を提供しているファストフード店でも売上の大半がイートイン客からドライブスルー客に移っているというニューノーマルに直面している。

ニューノーマルが根付くことでポストコロナ(アフターコロナ)でも顧客の人的・物的な接触を極力抑えた事業展開が今後の成長の鍵を握っているのだ。

100ヶ国以上の2万店近くを展開するハンバーガーチェーンのバーガーキングは3日、アフターコロナに向け非接触且つ注文の仕方を多用にした「未来のレストラン(Restaurant of Tomorrow)」をYouTube動画にアップした。

バーガーキングが提唱する未来のレストランでは通常のバーガーキングの店舗より60%も縮小される。

一般的なファストフードではお客が店内のレジで注文するウォークインと自動車に乗ったまま注文して商品を受け取れるドライブスルーがある。

未来のレストランではドライブスルーの需要増でダブル・ドライブスルー、トリプル・ドライブスルーと車が並ぶレーンが2本、3本と拡大される。

ロケーション・データ・サービスのブルードットによると、パンデミック後では74%の人がドライブスルーを使うようになり、4月の43%から大幅な上昇となっている。

アフターコロナでもドライブスルー需要が継続することで、ドライブスルーがマルチレーンとなるのだ。

マルチレーンではモバイルオーダー用のピックアップ専用レーンにキャッシュ支払いやカード支払いでもレーンを分け、受け取り窓口ではワンレーンになる。

タッチレスに近づけるため、現金の扱いはスタッフが対応するのではなくキャッシュマシーンとなるのだ。

未来のレストランでは新たにドライブインという専用の駐車スペースが設けられる。ソーラールーフのついたドライブインではそこでモバイルオーダーすることになる。

スマートフォン・アプリを介して注文・決済を事前に完了しておくモバイルオーダーはレジ待ち行列を緩和するメリットがある。

注文の聞き取りミスや勘違いによるヒューマンエラーを回避できることでクレームが減り、顧客ロイヤリティが高まるのだ。スタッフも調理に集中できることで、店内オペレーションの合理化も図れる。

モバイルオーダーはお客とレジ係りの接点がなくなることで感染リスクも最小化できる利点も注目されているのだ。

ドライブインではモバイルオーダーしそこでスタッフから商品を受けとる。

ドライブインに似たカーブサイド・デリバリー・エリアが未来のレストランに新たに設けられる。こちらはドライブインと異なり、お店に行く前にモバイル注文していることで利用者がカーブサイド・デリバリーに到着をスタッフに知らせ、そこまで注文品を持っていくというスタイルだ。

さらに非接触化を実現するため未来のレストランでは、事前にモバイル注文しておき店の外や中にあるピックアップ・ロッカーで受け取れるようにもなっている。利用者はピックアップ・ロッカーの透明の扉を非接触で開け受け取る仕組みだ。

さらにファストフード店でもデリバリーする人が急増していることで、出前用のバイクや自動車を専用に停められるエリアも増設される。

また別の未来のレストランでは建物の占有スペースを削減するため、厨房となるキッチンや店内のイートインがドライブスルーのマルチレーンの上に設置される。

キッチンがドライブスルーの上にあるスタイルでは、注文品の受け取り窓口もマルチレーンとなり、上階にあるキッチンからベルトコベアで注文品を運ぶことになる。 

未来のレストランでは注文から受け取りまで限りなく100%タッチレスに近づけることで、次のパンデミックに備えることができるのだ。

トップ動画:バーガーキングが描いた「未来のレストラン(Restaurant of Tomorrow)」。ドライブインやカーブサイド・デリバリー、店の外にあるピックアップ・ロッカーで非接触が増えるのだ。

バーガーキングが描いた「未来のレストラン(Restaurant of Tomorrow)」の別バージョン。建物の占有スペースを削減するため、厨房となるキッチンや店内のイートインがドライブスルーのマルチレーンの上に設置される。キッチンがドライブスルーの上にあるスタイルでは、注文品の受け取り窓口もマルチレーンとなり、上階にあるキッチンからベルトコベアで注文品を運ぶことになる。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。日本で人気のハンバーガーチェーンにシェイクシャックがあります。シェイクシャックはパンデミックの影響によるダメージを大きく受けている店であり、直近の四半期では売上高が49%も減少しました。人の往来が多い観光地やショッピングセンター内などに店舗を構えていることで新型コロナウイルス感染拡大の影響をモロに受けたのです。さらにシェイクシャックにはドライブスルーがないことも売上減の大きな原因となっています。

最近発表された次世代店舗には3つのドライブスルーが設けられ、その一つにはモバイルオーダー用のピックアップ専用レーンもあるのです。エントリー記事のバーガーキングの未来のレストランでもドライブスルー増設となっています。飲食の注文品で、モバイルオーダーやドライブスルーが常識となれば、食品スーパーにも影響を与えることになります。「うちはスーパー」だからとは売り手側の偏った視点。昼食で利用されるデリがあれば買い手側の都合を考慮しなければなりません。

車での利用が多い郊外型の食品スーパーではドライブスルーだけでなくモバイルオーダーも本気で考えなければなりません、アフターコロナも...

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