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石橋貴明58歳、なぜYouTubeで復活できたのか NHK生出演の評価と不安 - 「週刊文春」編集部

 8月30日の「サンデースポーツ2020」(NHK)に出演したとんねるず・石橋貴明(58)。NHK生出演は「野猿」として出場した1999年の紅白歌合戦以来、20年ぶりだ。

「冒頭から『“貴ちゃんスポーツ2020”をお送りします』とノリノリ。帝京高校野球部の後輩、中村晃選手(ソフトバンク)の活躍ぶりなど、野球について熱く語った」(放送記者)

“貴ちゃんスポーツ2020”とは自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で使っている名前。動画でも「本家本元からオファーが」と喜びを隠さなかったが、ここに至るまでは紆余曲折の日々だった。

「かつては『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジ)などで一時代を築いたが、今は深夜の『石橋、薪を焚べる』(フジ)が唯一の地上波レギュラーとして残っている状態。落ち目の感は否めない」(芸能デスク)


ネットテレビ「ABEMA」でも不定期レギュラーを持つ ©共同通信社

 そこでYouTubeに活路を求めた。“暇だから”と自虐半分で6月にチャンネルを開設したところ、瞬く間に登録者数は120万人超。

 YouTubeは芸能人だから成功するとは限らない、といわれるが……。

「YouTubeは知名度より特定の人々に刺さる“熱”を発することが大事。その点、石橋はマニアックな野球愛を押し出したことが功を奏した」(ウェブ媒体編集者)

石橋のキャラがYouTubeにマッチするワケ

 帝京の後輩、杉谷拳士選手(日ハム)弄りは鉄板。7月に公開した盟友・清原和博(53)との対談シリーズは、再生数・計1300万回超。清原から『NOシャブ、NOライフ』という“迷ゼリフ”も引き出した。

 スタッフへの高圧的な態度が度々報じられた石橋。それがレギュラー減の一因ともいわれたが、YouTubeでは少々事情が違うようだ。

「好感度、つまり嫌われないことが重要視されるテレビに対し、YouTubeはいわば“炎上上等”の世界。物議を醸すくらいのアクの強さが再生数を稼げる。その点、石橋のキャラはYouTubeにマッチ。若い頃の暴れっぷりを知っている世代が、『何かやらかしてくれるのではないか』と期待し、視聴している面もある」(同前)

 NHK“再デビュー”の首尾も上々。前出の放送記者は「今後も不定期出演ならあり得る。地上波再進出の端緒になるかも」と予測するが、一方でこんな声も。

「石橋は元々滑舌のいいほうではないが、『サンデースポーツ』ではかなり聞きづらい部分があった。彼の“やんちゃ芸”は若々しさあってのもの。年齢を感じさせてしまっては、やはり痛々しく映ってしまう」(前出・芸能デスク)

 捲土重来して「YouTubeのおかげでした」と言えるか、正念場。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年9月10日号)

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