- 2020年09月06日 06:48
自民党総裁選 菅官房長官が政策発表「自助・共助・公助、そして絆 〜地方から活力あふれる日本に」
(出所:首相官邸)
「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を掲げて15年、「日々勉強!結果に責任!」を信条に活動する参議院議員赤池まさあき(自民党・比例代表全国区)です。
9月6日(日)から7日(月)にかけて、今までに経験したことがない特別警報級(風速80m、新幹線並み)の台風10号が、九州に最接近するとのことです。鹿児島や宮崎、熊本の河川が氾濫すると気象庁から警告が出ています。ホテルや避難所へ事前避難をする等の万全の備えをして、「命を守る行動」を直ちに取って頂ければと思います。
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202009/04kaigi.html
●菅義偉(すがよしひで)官房長官が自民党総裁選の政策発表
9月5日(土)、自民党総裁選に向けて、菅義偉(すがよしひで)官房長官は、地元横浜での会合に出席して、支持を呼びかけました。6日(日)午前9時から、NHK「日曜討論」番組で、自民党総裁選候補による討論が行われる予定でした。菅官房長官は、台風10号の対応を優先するために、出演を取りやめたとのことです。公務、危機管理を最優先とした対応です。
そのような中で、菅官房長官は自民党総裁選に向けて政策を発表しました。総務大臣や官房長官での実績を踏まえて、安倍路線を継承した、均衡のとれた骨太の6項目の政策となっています。
「自助・共助・公助、そして絆 〜地方から活力あふれる日本に!〜」 政策要旨
⑴国難の新型コロナ危機を克服 ~感染対策と経済活動との両立
検査体制を拡充し、必要な医療体制を確保し、来年前半までに全国民分のワクチンの確保を目指します。
⑵縦割り打破なくして日本再生なし ~行政のデジタル化を推進
災害対策でも、縦割り行政の壁を破り、新たに八ッ場ダム50個分の水量について事前放流してダムの水位を下げて、大雨時に下流の水位を下げることになりました。
「行政のデジタル化の鍵となるマイナンバーカードの普及が進んでいない」と指摘されています。できるものから年内に具体策を講じつつ、複数の役所に分かれている政策を強力に進める体制を構築します。
⑶雇用を確保、暮らしを守る
最大200万円の持続化給付金、公庫や銀行による最大4000万円の無利子・無担保などの総額230兆円の経済対策について、スピーディに必要な方々にお届けします。
さらに、GoToキャンペーンをはじめ、感染対策をしっかり講じることを前提に、観光などコロナによってダメージを受けた多くの業種を支援します。
⑷活力ある地方を創る
私は出身地秋田が私の原点であり、政治の道を志して以来、常に「活力ある地方を創りたい」という思いを胸に、知恵を絞り、政策を実行してきました。
総務大臣時代には、官僚に大反対されながらも「ふるさと納税」を立ち上げて、いまでは年間約5000億円まで拡大しました。
官房長官としては、外国人観光客を約四倍の年間3200万人、消費額年間5兆円まで拡大し、農産品の輸出を倍増して9000億円にしました。昨年地方の地価が27年ぶりに上昇に転じました。鳥獣被害対策と所得向上のため、ジビエの活用を支援しました。
今後も最低賃金の全国的な引き上げを行い、農業改革や観光をはじめ頑張る地方を政治主導でサポートします。
⑸少子化に対処し安心の社会保障を ~教育の無償化を推進
全世代の誰もが安心できる社会保障制度を構築します。これまで、幼稚園・保育園、大学・専門学校の無償化、男性の国家公務員による最低一か月の育休取得などを進めてきました。
今後、出産を希望する世帯を支援するために不妊治療の支援拡大を行い、さらに、保育サービスを拡充し、長年の待機児童問題を終わらせて、安心して子どもを生み育てられる環境をつくり、女性が健康に活躍できる社会を実現します。
⑹国益を守る外交・危機管理
我が国の安全保障環境が一層厳しくなるなか、機能する日米同盟を基軸とした外交・安全保障政策を展開していきます。国益を守り抜くため、「自由で開かれたインド太平洋」を戦略的に推進するとともに、中国をはじめとする近隣国との安定的な関係を構築します。
「戦後外交の総決算」を目指し、特に拉致問題の解決に向けた取組に引き続き全力を傾けます。
安全保障上の脅威、自然災害、海外に在留する日本国民への危険など、あらゆる緊急事態・危機に、迅速かつ的確に対処します。さらなる課題として、憲法改正にも取り組みます。脱炭素化などの温暖化対策、エネルギーの安定供給に取り組みます。
すべての国民の皆さまが輝くことのできる国づくりのために、私は持てる力の全てを尽くす覚悟です。ぜひ、ご支援ご協力よろしくお願い申し上げます。
●今後の自民党総裁選の日程
今後の自民党総裁選の日程は以下です。
9月8日(火) 10:00~10:20 告示/候補者届出受付(党本部901号室)
同日 13:00~ 所見発表演説会(党本部8階ホール)
同日 15:00~ 候補者共同記者会見(党本部901号室)
9月9日(水) 13:00~ 党青年局・女性局主催公開討論会(党本部8階ホール)
9月12日(土) 13:00~ 日本記者クラブ主催公開討論会(日本プレスセンター)
9月14日(月) 14:00~ 党大会に代わる両院議員総会/投開票(グランドプリンスホテル新高輪)
台風10号の被害によっては、災害支援を第一優先とするため、日程が変わる場合があります。
また、新型コロナウイルス感染症対策のため、会場への入場制限がなされていますので、ネット中継をご覧頂ければと思います。自民党ホームページをご確認ください。
https://www.jimin.jp/news/sousai/
●各地で党員による予備選挙が実施
全国各地で、都道府県連に付与された3票を決めるために、党員参加による予備選挙等が実施されます。
私が所属する山梨県連では、往復はがきが発送され、週明けには到着すると思います。
党員による予備選挙には、安倍路線を継承し発展させて頂ける方として、菅義偉(すがよしひで)官房長官へのご支援をお願い申し上げます。
●菅義偉(すがよしひで)官房長官へのご支援を
私は、次のように菅義偉(すがよしひで)官房長官の支援の呼びかけを始めています。
その理由については、こちらをご覧ください。