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ブラジル第2四半期GDP9.7%減、最大の落ち込み 09年規模に


[ブラジリア 1日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が1日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)は前期比9.7%減と、過去最大の落ち込みを記録した。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための封鎖措置によりほぼ全ての部門で経済活動が急減速した。ブラジル経済の規模は2009年の水準に戻った。市場予想は9.4%減だった。

前年同期比は11.4%減だった。市場予想は10.7%減。

第2・四半期GDPの前期比の内訳は、鉱工業が12.3%減、サービス業が9.7%減、設備投資が15.4%減、個人消費が12.5%減、政府支出が8.8%減だった。ブラジル経済の3分の2を占める個人消費の落ち込みが特に大きな重しだったとIBGEは述べる。唯一農業は0.4%増加した。

ASAバンクのディレクター、カルロス・カワル氏は、ブラジル経済は2023年まで昨年の水準に戻らないと話す。「経済はひどい状態にある。経済のほか、社会への影響、失業率などについて悲惨な状態だ」と述べる。労働市場や消費見通しの先行き不透明感から、21年の経済成長見通しを当初の2.7%増から2.1%増へ引き下げると付け加えた。

一方、経済省はより楽観的な見方を示した。他の新興国の多くは第2・四半期にブラジル以上に落ち込んだほか、ブラジル経済の見通しはここ数週間で好転してきていると話す。経済省は声明で「即時性のある統計は、経済活動が持ち直し続けていることを示す。ただ回復基調を安定させるためには構造改革と財政再建を続ける必要がある」とした。

政府は今年のGDPを4.7%減と試算している。1900年に統計を開始して以来、最大の落ち込みだ。中銀がエコノミストを対象に実施する週間調査によるとGDP見通しの平均は5.3%減。

IBGEによると、第2・四半期のGDP規模は時価で1兆6500億レアル(3060億ドル)だった。

第1・四半期GDPは当初発表の1.5%減から2.5%減へ下方改定された。

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