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【TikTok買収にウォルマートも参戦】

米中対立の象徴となっているTikTokのアメリカ人トップが退任ました。5月の就任からわずか3か月。「俺が引き受けた仕事と違う!」ということだったようです。FTがスクープしたということを各紙とも明らかにしているところが興味深いです。
また、ウォルマートがTikTok買収を目指すマイクロソフトと連合を組んだことも報じられています。

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FTはTikTok chief Kevin Mayer quits after Trump threatens to ban app(TikTokトップ、トランプからの警告後、退任)の中で、中国バイトダンスが運営する短編動画投稿アプリのTikTokのアメリカ事業を取り仕切ってきたトップで米ディズニー出身のKeven Mayerがトランプ政権がアプリに対して批判を強めたことで、辞任したと報じています。

メイヤーCEOは従業員に対して27日に退職することを伝えたということです。これを受けて、TikTokのゼネラル・マネージャーのVanessa Pappasが臨時トップになるとしています。

従業員に対する書簡の中でメイヤー氏は「ここ数週間、政治環境が大きく変わリ、会社の構造的変化について、さらに私がそもそも任せられたグローバルな役割について熟慮した結果、残念ながら退職することを決断した」と理由を明かしたそうです。

メイヤー氏はことし6月にディズニーからTikTokに移りましたが、米中の対立にここまで巻き込まれるとは思いも寄らなかったと周囲に明かしていたということです。

一方、親会社のバイトダンスの創業者でCEOのZhang Yimingは従業員に対する別の書簡で退職について理解を示したとしています。

Washinton Postは、メイヤー氏率いるTIkTokが24日、安全保障を理由にTikTokがアメリカ企業に買収されない限り利用を禁止するという大統領を発したトランプ政権を相手取って訴訟を起こしたと伝えています。メイヤー氏の退任によって、米中対立の象徴的な存在となったTikTokの先行きに一段と影を落としたとしています。

アメリカで1500人を雇用している同社は安全保障上の懸念とする政権の主張を否定しています。米マイクロソフトが9月15日までに買収を終えるつもりで手続きを進めているということです。

WSJはWalmart Joins Microsoft’s Pursuit of TikTok(ウォルマート、TikTok買収目指すマイクロソフトと連合)の中で、小売最大手のウォルマートがTikTokのアメリカ事業の買収を狙うマイクロソフトと連合を組むことが明らかになり、人気アプリの獲得に向けてカーブボールを投げたと報じています。

関係者の話として買収合戦でマイクロソフトが優勢で、2番手としてオラクルを中心とした連合があるとしています。さらに、グーグルの親会社のアルファベットもつい最近まで関心を持っていたもののすでに立ち消えとなったほか、ツイッターも失速しているそうです。

ウォルマートの狙いがよくわからないとしつつ、ホワイトハウスとたびたび衝突してきたビッグテックに対してウォルマートはトランプ政権と近いとしています。

ウォルマートは声明を出し「両者の連合がアメリカのTikTok利用者に期待に応えつつ、アメリカの規制当局の懸念にも対応できるものだと自信を持っている」としています。

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