記事
  • ロイター

米国防長官が中国批判演説、太平洋で「1インチたりとも譲歩せず」


[27日 ロイター] - エスパー米国防長官は26日、米国は太平洋で指導役を担う責任があり、自らの政治体制がより良いと考えている他国には「1インチたりとも譲歩しない」と述べた。中国を念頭にした批判だ。

長官はハワイで演説し、たとえ約束を繰り返し反故にしている中国が積極的な軍近代化を追求するとしても、ルールに基づく国際秩序を中国に尊重させるため同国と協力することを望んでいると述べた。

また、中国は国際法順守の約束に従ってこなかったとしたほか、世界に力を誇示したいと考えていると付け加えた。

「CCP(中国共産党)のアジェンダを進めるため、人民解放軍は今世紀半ばまでに世界クラスの軍になろうと積極的な近代化計画を引き続き追求している」と指摘。「これは疑いようもなく、南シナ海、東シナ海、および中国政府が自国の利益に重要だとみなしている地域における人民解放軍の挑発的行為を伴うだろう」とした。

ただ、米国は中国抑止を目指す一方、「願わくば、国際ルールに基づいた秩序とより協調する路線に中国を戻すため、同国との協力を続けたい」と望んでいると述べた。

長官は、インド太平洋を「中国との大国競争」の中心地と表現。ただ、それはロシアとも一緒だと付け加え、中国のプレゼンスは今や世界に及んでおり、米国は世界で両国に対処できるようになる必要があるとした。

「米国は指導する責任がある。われわれは相当長い間、太平洋国家であり、インド太平洋国家だ」と指摘。「政府の形態、人権に対する見方、主権に対する見方、報道の自由・宗教の自由・集会の自由に対する見方、これらあらゆる事柄について、われわれの多くが共有しているものよりも自らのがより良いものだと考えている別の国には1インチたりともこの地域でわれわれが譲歩することはない」と述べた。

長官はまた、中国は新型コロナウイルス流行に対する世界的な取り組みを妨げていると批判した。

北朝鮮については、米国は完全かつ検証可能な北朝鮮の非核化を引き続き追求すると説明。米軍は北朝鮮に対して常に準備を整えておく責任があるとしつつも、北朝鮮指導部との対立を解消するにはこうした外交アプローチが進むべき道だと語った。

*内容を追加して再送します。

トピックス

ランキング

  1. 1

    開成退学処分 謎呼ぶ替え玉騒動

    NEWSポストセブン

  2. 2

    大相撲で謎の手拍子に「不快感」

    WEDGE Infinity

  3. 3

    竹内結子さん 抱えていた悩みは

    渡邉裕二

  4. 4

    竹内結子さん訃報への憶測を軽蔑

    常見陽平

  5. 5

    女性は嘘つく発言否定も残る疑問

    猪野 亨

  6. 6

    16歳孫娘殺した86歳祖父の動機は

    文春オンライン

  7. 7

    旧ソ連2国が衝突 多数の死者発生

    BBCニュース

  8. 8

    YouTubeで激変 芸能人第二の人生

    放送作家の徹夜は2日まで

  9. 9

    賃金増えぬ労働者は経営者に怒れ

    川北英隆

  10. 10

    福島氏の過激な菅政権批判に疑問

    鈴木宗男

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。