- 2020年08月25日 16:37
2週間後に東京はニューヨークになります。というか、なってお願い。w
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3月頃に「東京は2週間後にはニューヨークになる!!」と騒いでいた皆さんがいましたが、その後、いかがお過ごしでしょうか。
実はニューヨークはこうなっております。
ほぼ、終息!!!
いまだ、1日3〜10人程度は亡くなっていますが、もともとニューヨークの人口あたりの死者数は日本の188倍!!なのでこんなのは日本に当てはめたらほぼゼロです。サンドウィッチマンのギャグです。
東京は
こんな感じですが、まだパラパラと死者が出ますのでこれが落ち着けば晴れてニューヨークになれます。早くなって!!
ところでニューヨークが終息した理由を「PCR検査で封じ込めたからだ」という妄想バカが大量に湧いていて「検査シーヤ派」を形成しています。
確かにニューヨークは先進国で唯一といっていい「検査し放題の都市」のようですが、いままでの感染者数は460,460人!!46万人を隔離したとか本当に信じていらっしゃるの?
ニューヨークの死者は全米第1位で32,967人と飛び抜けて多く、これは東京なら23889人に相当します。東京都の死者は350人ですから
ニューヨークは東京の83倍死んだ
ということになります。これが成功例??
まずニューヨークは検査で封じ込めた論がトンデモなのは、以下の4点で論破できます。とくに4つ目。
1 ヨーロッパの多くの国も終息しているが無症状でも検査するという先進国はない。
2 人口あたりの検査数はルイジアナもニューヨーク(391,762)と同程度だが全然収まってない
3 世界で言うとお金持ちの中東の人口あたり検査数はニューヨークより遥かに多いが全然収まっていない。
4 そもそもニューヨークでは8月上旬にPCR検査の結果で出るまで平均5日かかるということで、その頃にはウイルス出していないから隔離しても全くの無意味。7月末には7日以上かかったという記載あり。7月頭から収まってきたので要するにPCR検査のおかけではない!
ニューヨークの検査会社のページです。8/3時点では結果が出るまで5日(これは検査会社の時間なので+2日はかかる)、
宇佐美さんの政策は簡単に言うと「検査と隔離をバンバンやるから国民は安心して経済活動に勤しめ」でしょう?それは共産圏の密告社会を現出するよ。消費者の支持を勝ち取った人が拡大再生産していく社会にはならないと思うな。
— 故郷求めて (@furusatochan) August 22, 2020
結果、インドは経済回らず国民はパニックで大惨事。
ちなみに海外ではいつでも誰でも希望すればPCR検査受けさせてもらえるみたいな話になっているようですが、少なくともボストンではそんなことありません。一番簡単に受ける方法は、臨床研究に参加することです。本当にいつでも誰でも無料で受けられるのは、ニューヨークぐらいじゃないんでしょうか?
— 手を洗う救急医Taka(木下喬弘) (@mph_for_doctors) August 22, 2020
なんでニューヨークは終息したのか
これはもうね。
集団免疫確立以外になにか仮説があったら教えて!!
です。死ぬ人がみんな死んじゃった説は、感染者数も激減しているんだから却下。そして
コロナは既存の4種類のコロナも抗体ができにくく、できてもすぐ消えるので複数回罹患することがわかっている。NYは2回目、3回目の可能性大だが、2回目以降はB細胞が記憶していて感染と同時に抗体をバリバリ作るので軽症で済み、他人にうつすほどウイルスを放出するとも考えられない。
西浦教授は60%が罹患しないといっていたが、免疫の権威、阪大の宮坂先生はそれを古い考え方と一蹴。Facebookで指摘されていた。西浦先生もFacebookでその指摘を認めていました。この図は宮坂先生のもの
一般に信じられている集団免疫理論はどこがおかしいのか免疫の宮坂先生に尋ねてみました(上)
この記事の中で宮坂先生は、この数値は一定ではなく環境や地域によって異なるとされていたが、16.7%と試算されていた。ニューヨークはそれに十分該当しているではないか。
しかし抗体ができにくく消えやすいと、集団免疫が実際に機能しているか検査数値では判断できない。現象で見るしかないのであります。科学とは現象から法則性を見いだすことなので「仮説だから聞いても意味がない」は非化学的で「十分、有力な仮説だ」というのが正しい?
この集団免疫には、各国の推移を見るといろいろなパターンがある事が分かる。医者でもないのにとか言うヤツがあるが、医者だってこんなケースは初めてなんだから素人と変わりはしない。むしろリサーチャーやマーケッターのほうが数字の変化を見ることはプロなのです。いくつかのパターンにわけて分類してみた。
ここからはオマケです。