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「ライフジャケットが絶対に必要」を連呼 岐阜県の気迫こもった水難事故Q&Aが話題に

猛暑が続く夏の盛りを迎え、アウトドアでレジャーを楽しむ機会が増えるなか、各地で水難事故が発生している。水難事故は命に関わる重大事故に繋がる危険性が高いのが特徴で、2018年のデータでは全国で起きた1356件の水難事故のうち、約半数が亡くなったり行方不明になっている。

国や各自治体は水難事故対策としてホームページを通じて注意喚起を行なっている。岐阜県では「水難事故等に関するQ&A」とするページで注意事項をまとめているが、この内容がネットユーザーの注目を集めている。

岐阜県

川遊びを行なう際のよくある質問をまとめたQ&Aページでは、まず「岐阜県内の河川で、安全に泳げる場所はありますか?」という質問を掲載している。これに対する答えは次の通り。

ありません。河川は自然そのものであり、安全は保証されていません。河川には常に水難事故リスクがあります。

続く質問でも「川を甘く見ると重大な事故につながります」「河川は自然そのものであり、安全が保証されることはありません」「川は絶対に泳いで渡ろうとしないでください」など、終始厳しいトーンの回答が見られる。

29問の質問に対する回答のなかでは、「絶対」が合計22回、「危険」が12回使われるなど、用心深すぎるほどに川遊びの危険性を伝えており、特に17問目以降は、新型コロナウイルスに触れた最後の質問以外全てで繰り返しライフジャケットの着用を訴えている。

こうしたトーンにネット上で注目が集まり、「繰り返し聞かれた内容なんだろう」「気迫を感じる」「ライフジャケットを絶対に着けろという強い意志を感じる」といった声が上がっている。

写真AC

岐阜県土整備部河川課の担当者によると、「水難事故ゼロ」を目指す県の取り組みとして、サイト等を通じた適切な情報提供と、現地での注意喚起の掲示に力を入れているという。

県には毎年、小さな子どもを持つ親御さんから「どこか安全に遊べる川はないか」といった声があるといい「厳しい言い方になっているかもしれませんが、川のリスクを正しく理解していただきたいという思いです」と話している。

「川で遊ぶ方には、どこにでもリスクがあることを正確に理解してほしいです。もし川に入る際にも、最低限ライフジャケットを着るなど対策してもらえればと思います(河川課担当者)」

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