記事
  • ロイター

前場の日経平均は反落、材料難続き模様眺めムードが支配


[東京 20日 ロイター] - 20日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比161円75銭安の2万2948円86銭となり、反落した。引き続き材料難の状態で、全体的に模様眺めムードに支配されている。このところ活況だった小型株もマザーズ指数が6日ぶりに反落、これも投資家心理を悪化させた。前場段階の東証1部の売買代金はこの日も1兆円を下回り、薄商いが続いている。

19日の米国株式市場は、取引時間中にS&P総合500種<.SPX>とナスダック総合<.IXIC>が過去最高値を更新したものの、不安定な取引の中で下落して終了。米連邦準備理事会(FRB)が公表した7月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、新型コロナウイルス流行を受けた景気低迷からの回復について、かなりの先行き不透明感が存在するとの懸念が示された。

外為市場でドル/円相場が106円台まで円安に振れたものの、材料視される雰囲気はなく、東京市場の朝方は米株安を受けて全般は売り優勢で始まった。その後も手掛かり材料がないままさえない展開となり、日経平均は2万3000円を下回る水準で推移。テクニカル面では、12日と13日に空けたマドの下限(2万2847円37銭=12日高値)を割り込むと、弱気に傾斜するとの見方も出ている。

一方、このところ活況だったマザーズ市場でも指数が6日ぶりに反落。「中小型株の活況が投資マインドを冷やさないでいたが、マザーズがこのまま反落したままで推移すると、見送り気分が一段と高まる可能性がある」(国内証券)との声が聞かれた。

薄商いが続いている点については「商いが細ると、ちょっとした悪材料で値を崩しやすい。下値を警戒する必要がある」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)といった指摘もある。

TOPIXは0.50%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8512億1600万円と1兆円をこの日も割り込んだ。東証33業種では、不動産業、電気機器、金蔵製品など内需、輸出に関わらず値下がり業種が多く、値上がり業種は空運業など5業種にとどまった。

個別では、トヨタ自動車<7203.T>、ソニー<6758.T>など主力株に売り優勢の銘柄が目立つほか、ソフトバンクグループ<9984.T>もさえない。半面、パナソニック<6752.T>がしっかり。小型株では、ジーエヌアイグループ<2160.T>が商いを伴って堅調で、マザーズ市場における中心銘柄となった。他方、きょうマザーズ市場に新規上場したニューラルポケット<4056.T>は、買い気配のまま値がついていない。

東証1部の騰落数は、値上がりが銘柄604、値下がりが1461銘柄、変わらずが97銘柄だった。

トピックス

ランキング

  1. 1

    入店拒否めぐる堀江氏SNSに疑問

    かさこ

  2. 2

    「TENET」は観客に不親切な映画

    fujipon

  3. 3

    音に無頓着な人とWeb会議は苦痛

    佐々木康彦 / ITmedia オルタナティブ・ブログ

  4. 4

    中曽根氏葬儀に約1億円は違和感

    早川忠孝

  5. 5

    Amazonの防犯用ドローンは問題作

    後藤文俊

  6. 6

    いつか撮られる…瀬戸大也の評価

    文春オンライン

  7. 7

    よしのり氏 マスク巡る矛盾指摘

    小林よしのり

  8. 8

    官僚がデジタル改革を進める矛盾

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  9. 9

    大阪都構想の必要性を橋下氏指摘

    橋下徹

  10. 10

    日本は中国の覇権主義に向き合え

    赤池 まさあき

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。