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民放労連脱退の裏で テレビ朝日労組で起きた巨額紛失事件 - 「週刊文春」編集部

 民放労連(日本民間放送労働組合連合会)を脱退したことが報じられたテレビ朝日労働組合で、巨額の紛失事件が起きていたことが、「週刊文春」の取材で分かった。昨年、組合費から数百万円が消失していたことが発覚し、テレ朝労組は内部調査を行い、警察にも相談していた。

「テレ朝労組には全社員約1200人のうち約700人が所属。組合員は毎月2千数百円の組合費を払い、そのうち2000円強が民放労連への“上納金”にあてられていた。年間で約2000万円で、民放労連の収入全体の約15%をテレ朝労組が担っていた計算になります」(民放労連関係者)

六本木のテレビ朝日本社 ©共同通信社

 このお金に、テレ朝労組の幹部が手をつけていた疑いが発覚。労組の内部調査で疑惑の人物として浮上したのが、2016年から昨年まで執行委員を務めていた若手男性社員のX氏だった。

「横領について明確な証拠がなかったのですが、なぜかその後の昨年12月に1カ月以上も無断欠勤したのです。会社側はそれを理由に懲戒解雇としました」(テレ朝関係者)

 X氏の携帯を鳴らし、メールも送ったが応答することはなかった。

 一方、テレ朝労組はこう回答した。

「昨年、当労組の組合費の一部紛失が確認されたため、捜査機関にも相談しつつ調査を行いましたが、原因等について確証を得るには至っておらず現在も調査中です。紛失と民放労連脱退とは関係ありません。年間2000万円以上に及ぶ当労組の民放労連活動費負担の軽減と、その使途を含めた運動方針相違が解消の理由です」

 民放労連の雄・テレビ朝日労組で何が起きていたのか。8月19日(水)発売の「週刊文春」で報じる。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年8月27日号)

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