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カメラ専用機の斜陽

少し前(7/25)に「経団連会長企業の寂しい現実」を書いた。歴代の経団連会長企業名を並べ、「これらの企業が本当に日本の代表か」と。その中に、少し申し訳ないな、書きすぎかなと思った企業としてキヤノンがあったのだが、カメラの現実はキヤノンに厳しい。

コロナの影響もあり、紙文化が急速に縮小し、プリンターが稼いできたキヤノンに突風が吹いた。多分、カメラやプリンターの縮小は予想していたのだろうが、その速度に大きな見込み違いが生じているのだろう。おかげでキヤノンの四半期決算(この4~6月期)が赤字に陥った。

キヤノン、一眼レフでは世界トップを維持している。それどころかシェアを上げている。しかし、一眼レフ市場自体が縮小しているから、そこで頑張っても仕方ない。ニコンも赤字に陥ったし、オリンパスはカメラから撤退した。

僕自身、最近は一眼レフを持ち歩かない。GPS機能が標準装備されている新しい機種に買い替えようかとも思っているのだが、一方であまり使わないものを今更買うのはどうかとの思いもある。

そう、普段はスマホのカメラで十分である。構図を決めるのには不便なものの、それ以外に不満さは少ない。そもそもスマホの機能の方が、普段は一眼レフよりも優れているとさえ感じる。

僕のスマホは、買い替えた当時に書いたように、グーグルのPixelである。カメラ機能の評価が高かったから買ったようなものか。当然GPS機能も付いている。写真の整理に便利である。時々位置が微妙にずれるのだが、それは愛嬌かな。夜に撮影してもちゃんとしている。思うに、写真の腕が大したことないから、また一眼レフの写真も山を歩きながらのスナップショットに近いから、一眼レフは猫の小判なのかもしれない。

もう1つ、スマホで感心した事例がある。実は先日(8/3)アップしたクロアナバチの写真、スマホで連写的に撮った中の1枚である。撮ってすぐ後、「これって動画になるな、後で試してみようかな」と思っていたら、グーグルがそれを自動的にやってくれた。

というのもPixelの写真、Wi-Fi環境下、自動的にグーグル・フォトにアップロードされる。その後、写真を選んで自動的に加工してくれている。いつもは「おせっかいやな」と思っているのだが、クロアナバチの写真ばかりは、「すばらしい」と感謝している。

ということで、ここまでくれば普通のカメラメーカーは、というか普通の日本企業は太刀打ちできない。日本企業とアメリカ企業、潜在的な差がますます拡大しているように思えて仕方ない。

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