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米コロナ追加対策、政権・民主党に「隔たり」 協議再開の見通し立たず


[ワシントン 12日 ロイター] - 米政権と民主党指導部による追加の新型コロナウイルス経済対策を巡る協議決裂から5日目を迎えた12日、合意に向けた双方の隔たりは大きく、協議再開の見通しは立っていない。

民主党のペロシ下院議長とシューマー上院院内総務は共同声明で「ムニューシン財務長官から会談の呼び掛けがあり、長官はホワイトハウスが対策の規模を巡り譲歩しないと明確に示した」とし、「われわれは、政権側がこのプロセスに真剣に対応し始めれば、交渉を再開する意思があることを再度明確に伝えた」とした。

匿名の関係筋によると、ムニューシン財務長官はペロシ氏と米東部時間午後2時少し前に接触した。

ムニューシン氏は、ペロシ、シューマー両氏の声明に文書で反論。「ペロシ氏は、民主党側の少なくとも2兆ドル規模の案にわれわれが事前に同意しない限り協議を再開する気はないと明確に示した」とした。

同氏は、政権側は学校、ワクチン、病院、中小企業、州・地方政府など必要なところに資金を拠出する計画を前進させたい考えだと強調。共和党のマコネル上院院内総務が主張する、企業に対して新型コロナ関連訴訟の賠償責任を免除する措置の必要性にも触れた。

ムニューシン氏はこれより先、、FOXビジネスネットワークとのインタビューで、協議が合意に至らない可能性があると示唆。「憶測することはできないが、民主党側が合理的になる意向があれば、妥協はあり得る。政治にこだわり、トランプ大統領の成功につながる行動を望まないのであれば、合意は成立しないだろう」と語った。

民主党のシューマー上院院内総務によると、民主党側は当初求めた3兆ドル規模の経済対策を1兆ドル減額して歩み寄りを示したが、政権側が拒否したと批判。ムニューシン長官は民主党側の提案について、「話にならない」との見方を改めて示した。

ペロシ氏はMSNBCとのインタビューで、政権と民主党との間には「大きな隔たり」、「亀裂」があると説明。政権側に「中間地点で折り合いを付ける」用意が整うまで、「交渉の席につく意味はない」と言明した。

マコネル氏は、ペロシ、シューマー両氏が協議をこう着させていると批判し、共和党側は妥協点を見いだし、合意することを望んでいると強調した。マコネル氏は政権と民主党指導部の協議に参加していない。

*内容を追加しました。

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