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豪コモンウェルス銀、通期は利益が予想下回る 配当は実施


[シドニー 12日 ロイター] - オーストラリアの銀行大手コモンウェルス銀行(CBA)<CBA.AX>が発表した通期決算(2019年7月─20年6月)は、新型コロナウイルスの影響に備えた貸倒引当金の計上などが響き、キャッシュ利益が市場予想を下回った。ただ、年間配当は規制当局が認めている最大限の額に設定した。

期末配当は1株当たり0.98豪ドル(0.6988米ドル)と、前年(2.31豪ドル)の半分以下に引き下げた。豪規制当局は銀行などに対し、年内に支払う配当は利益の半分未満に抑えるよう求めている。[nL3N2F00UA]

継続事業のキャッシュ利益は11%減の73億豪ドルで、ロイターがまとめたアナリスト予想(73億9000万豪ドル)を下回った。貸倒引当金の計上に加え、クレジットカードや個人ローンなどの融資が低調だったことが響いた。

マット・コミン最高経営責任者(CEO)は「信用の伸び鈍化や低金利が引き続き収入を圧迫する見通しで、パフォーマンスや効率、資本配分を重視することが必要になる」と述べた。

豪銀にとっては、新型コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)による企業活動への打撃や、コロナ禍で苦境に陥った借り手に対するローン返済猶予も重しとなっている。

CBAのローン口座のうち、住宅ローン口座の8%、企業ローンの15%に当たる19万5000口座(総額620億豪ドル)が返済猶予となっている。

ただコミン氏は、見通しは「当初懸念していたほど悪くはない」とし、「返済猶予からいかに秩序ある移行ができるかが試される」と語った。

6月末時点で、問題のある資産や減損処理をした資産は87億1000万豪ドルと、3月末時点の81億豪ドルから増加した。

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