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中国は、政治活動の自由、表現の自由がない暗黒の社会になってしまうのか

こういう社会にだけはしたくないものだと思ってきたが、中国の暗黒社会化がまた一層深刻化してしまった。

天安門事件が発生して日本の弁護士の訪中事業がぱったりと途絶えた後に、日本の青年弁護士が訪中することになり、私もその訪中青年弁護士団の一員として参加したことがある。

その訪中青年弁護士団の中には、天安門事件に対して中国政府を激しく批判していたある種の社会活動家的弁護士もおり、仲間内の会話では参加者の中の何人かは中国政府からマークされており、訪中したはいいが、ひょっとしたらそのまま抑留されて日本に帰って来られないかも知れないぞ、などと言っていたものだった。

天安門事件後の最初の弁護士訪中団ということで、参加者はそれなりに緊張していたことを思い出す。

今、再び中国が天安門事件当時の中国に戻ってしまったような印象がある。

資本主義経済社会への出入り口として大きく諸外国に門戸を開いていた香港の中国化政策がいよいよ本格化し、香港市民の政治的自由、言論の自由がまさに今、剥奪されようとしている。

中国の専制国家ぶりが、一連の事件でいよいよ顕著になってきた。

中国政府の改革開放政策の進展で、中国共産党の支配下に置ける独特の資本主義が中国の民主化や自由主義社会との協調体制の構築にそれなりに貢献してきたのではないかと思っていたが、現時点の中国は、やはり絶対に心を許してはならない危ない国家だということになる。

さて、私たちに何が出来るか。

内政干渉だ、などと言われてしまうだろうが、国際世論の力で何とかしたいものである。

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