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中国PPI、7月は低下和らぐ CPIは食品が押し上げ


[北京 10日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した7月の生産者物価指数(PPI)は、国際石油価格の上昇を受けて低下率が鈍化した。企業活動が新型コロナウイルス危機前の水準に回復しつつあり、景気回復の兆しがみられる。

7月のPPIは前年比2.4%低下。6月(3.0%低下)から低下幅が縮小した。ロイターが集計したアナリスト予想は2.5%低下だった。

アナリストは、政府の支援策や、蓄積された需要が輸出を押しあげ、鉱工業生産はコロナ危機前の水準へと順調に回復していると指摘する。

国家統計局の当局者によると、国際原油価格の上昇を背景に石油・天然ガス留出価格が前月比で12%上昇したほか、石炭掘削や自動車の製造価格も上昇した。

キャピタル・エコノミクスのシニアエコノミスト、ジュリアン・エバンズ・プリチャード氏は「さらなる財政刺激策で今後数カ月間インフラ支出が拡大し、経済活動や生産者価格の一段の回復を支援する」との見方を示した。

ただPPIは前月比で0.4%上昇と6月と変わらず。南部で記録的豪雨により建設作業や生産が停止した。

一部エコノミストは、個人が消費に慎重なことや、各国でコロナ感染拡大が再び深刻になっていることから、回復がとん挫する可能性もあるとみている。

<消費者物価は食品が押し上げ>

消費者物価は、天候不良による食品の値上がりで3カ月ぶりの高い伸びとなった。

消費者物価指数(CPI)は前年比2.7%上昇。6月は2.5%上昇、アナリスト予想は2.6%上昇だった。

食品CPIは前年比13.2%上昇、豚肉価格は85.7%上昇した。非食品CPIは前年比変わらずだった。

食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は前年比0.5%の上昇にとどまった。

上海証券のチーフマクロアナリスト、Hu Yuexiao氏は「予想を上回る上昇を受け、金融当局は政策正常化の姿勢を強めるだろう」と述べた。

*内容を追加しました。

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