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【TikTokそっくりのフェイスブック投稿サイト発表】

短い動画を投稿するTikTokに対抗しようとフェイスブック傘下のインスタグラムは5日、Reelsをリリースしました。

一方、そのTikTokのアメリカ事業の買収交渉を進めるのがマイクロソフト。ナダラCEOは物静かでスポットライトを好まない印象ですが、米中両国に睨まれるリスクを負って交渉に乗り出し、連日国際ニュースに登場しています。

ほかにも新興でロサンゼルス発のTrillerがユーザーを伸ばしているほか、グーグル傘下のユーチューブも近くShortsという類似のサービスを始めると言われていて、アメリカの若者の間ではでは短い動画投稿サイトがSNSの中核になりつつあるようです。

(FacebookのHPより)

New York TimesはWith TikTok Mired in Uncertainty, Facebook Pounces With Instagram Reels(不透明感漂うTikTokに対してフェイスブック傘下のインスタグラムが新サービス)の中でフェイスブックがチャンスを感じ取って傘下のインスタグラムが5日、中国企業が運営するTikTokにそっくりの短い動画投稿サイトReelsをリリースしたと報じています。

TikTok同様に簡単にシェアできる15秒の動画を作ることができ、TikTok同様に撮った動画に音楽やARなどを施すことができるとしてTikTokとの類似点を強調しています。

TikTokが米中対立の新たな象徴となる中、フェイスブックはReelsをアメリカやイギリス、日本などで5日以降、始めるということです。

WSJはMicrosoft CEO Nadella Wades Into US-China Tensions in TikTok Pursuit(マイクロソフトCEOが米中対立の領域に突っ込む)の中で、マイクロソフトのナダラCEOが米中のテック冷戦のさなか、中国バイトダンスが運営するTikTokのアメリカ事業の買収に乗り出したと報じています。

実現すれば新たに若者を中心とした1億人のユーザーを得ることでマイクロソフト事業を後押しするとしています。

一方で、TikTokに食指を伸ばしたことでマイクロソフトは両国に睨まれることも。

ナデラCEOはトランプ大統領と直接話し、後刻、大統領に謝意を示す交渉術を示したということですが、米中両国で事業を展開するマイクロソフトとしては両方の顔を立てるという難しい舵取りを迫られているとしています。

アメリカでは国防総省のクラウド事業をアマゾンから勝ち取りましたが、政権幹部などから中国と仲良くし過ぎていると批判されているそうです。

多くの米テック企業が中国から撤退する一方で、マイクロソフトは中国当局のルールを受け入れることで比較的成功を収めてきましたが、中国ではTikTok買収は好意的に受け止められておらず、中国政府がマイクロソフトに報復措置をとることが懸念されているとしています。

FTはRivals take advantage of TikTok's troubles to poach talent(ライバル各社、TikTokの人気タレントの引き抜きに動く)の中でTikTokをめぐって米中の対立が深刻となる中で、米ロサンゼルスを本拠地とするTrillerなどのライバル会社がTikTokの人気ユーザーの引き抜きを加速させていると報じています。

フェイスブックもインスタグラムの機能としてTikTokとうりふたつ(TikTok clone)のReelsを打ち出すほか、グーグル傘下のユーチューブもShortsと呼ばれる短い動画投稿プラットフォームの開発を急いでいると伝えられているとしています。

2010年の開始以来、インスタグラムといえばインフルエンサーというくらい消費者の行動などに影響力を持つ人材を確保してきましたが、この1年半はTikTokにお株を奪われていたとしています。

しかし、米中の対立が激しさを増し、トランプ大統領が9月15日までにアメリカ企業に売却する求めている今、TikTokはインフルエンサーが離れないようにするのに必死だそうです。

インフルエンサーはインフルエンサーで、TikTokがアメリカで禁止される事態に備えてほかのプラットフォームに移行していて、3日、米アップルの無料アプリで一時、新興のTrillerがTikTokを追い抜いたとしています。

※Reelsは日本語では「リール」と読み、一部のみの利用となっているそうです。

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