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藤井聡太棋聖、最年少二冠&八段に王手!木村一基王位に無傷の3連勝/将棋・王位戦七番勝負


 将棋の最年少棋士・藤井聡太棋聖(18)が8月4、5日に行われた王位戦七番勝負第3局で、木村一基王位(47)に149手で勝利、シリーズ3連勝でタイトル奪取に王手をかけた。藤井棋聖は王位を獲得すると、最年少での二冠・八段昇段という2つの記録を同時に達成する。

▶中継:藤井聡太棋聖、タイトル二冠に王手!木村一基王位に3連勝

 昭和初期に生まれた戦法を用いて、令和の天才棋士が輝いた。第1局の角換わり、第2局の相掛かりに続いて、第3局で先手の藤井棋聖が選んだのは矢倉戦。中でも約80年前に土居市太郎名誉名人が、名人戦で用いたという「土居矢倉」で木村王位に戦いを挑むと、周囲を驚かせた。

 木村王位も得意とする矢倉戦で、1日目はじっくりとした進行。2日目に入り、藤井棋聖がじりじりと攻め、受けの名手・木村王位が応じる局面が続いたが、残りの持ち時間も両者1時間ほどになったところから、形勢は藤井棋聖の有利、さらには優勢に。木村陣に攻略の糸口を見つけたのか、じっくり時間を使って考えた序中盤とは異なり、本格的な攻めに入ったところでは、あまり時間も使わずに一気呵成に鋭く確実な手を連発した。ところが最終盤では寄せの一手により形勢が互角に戻る大混戦。藤井棋聖がなんとか持ち直し、勝利をもぎ取った。

 対局後、藤井棋聖は「早囲いを目指していたんですが、少し時間を失敗してしまったと思います。(1日目は)自信のない展開かなと思っていました。(2日目は)途中から調子がいいのかなと思ったんですが、受けられてみると大変かなと思っていました。少し寄せに行ったところで誤算があって、負けにしてしまったかもしれないと思っていました」と、最終盤の苦戦についても言及していた。第4局への抱負には「ここまでの将棋の内容を反省して、いい将棋を指せればと思います」と語った。

 長い将棋界の歴史において、七番勝負で3連勝した棋士が4連敗してタイトルを逃したのは過去2回だけ。そのうち1回は、くしくも木村王位が初タイトル目前にしながら逃したというものだ。データでは藤井棋聖が圧倒的に二冠達成に近づいたが、木村王位は今シリーズで逆に「3連敗から4連勝」で防衛を果たせるか。

 次回、第4局は8月31日、9月1日に行われる。藤井棋聖が勝利した場合、達成できる最年少記録は2つ。二冠は、羽生善治九段(49)の21歳11カ月を3歳近く更新。「タイトル2期」の条件を満たすことでの八段昇段は、加藤一二三九段(80)の18歳3カ月を3カ月ほど更新する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

▶中継:藤井聡太棋聖、タイトル二冠に王手!木村一基王位に3連勝

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