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- 2020年08月05日 06:50
吉村知事!イソジンがコロナ重症化を減らす?症状を改善ではなく物理的消毒により唾液中のウイルス量を減らして他人への感染を防ぐのならあり?
いややってくれました吉村知事。
私を含め医療クラスターはあきれています。何せ風邪予防にポビドンヨードうがいよりも普通の水うがいが優れているという論文が出ていることからも、正直何やってんねんとツッコミが来るのは覚悟してください。(日本語要約)
でも今一度研究計画を見てみましょう。
目的 唾液中のウイルスが減れば重症化を抑制できると想定
対象 無症状か軽症者
方法 1日4回 ポビドンヨードによるうがいを実施(起床時・昼食前・夕食前・就寝前)
うがいあり患者とうがいなし患者を比較
朝のうがい前に唾液を採取してPCRを行いウイルス消失検討
そしてポビドンヨードでうがいをした方がPCR陰性、ウイルス消失割合が増える傾向があることがわかりました。
対照を水だけでうがいをするとか、検体として鼻腔スワブも取っておくとかやって欲しかったですが、もともと無症状ですから、いまあるコロナウイルス感染症を改善するわけではなく、ただ唾液中ウイルスの減少方策ということが理解できました。
もともと症状はない(軽い)ため臨床的改善はターゲットになりません。そしてこのポビドンヨードによるうがいは、基本口腔内の消毒で、机を拭いているようなものと考えられます。そう免疫の影響とかよりも、どちらかというと物理的な作用がメインです。
この記事の松山先生のこの言葉がそれを表しています。
ただ、今後検査前のうがいで偽陰性が増えたりしないかとか、株価やメルカリへの影響は少し考えて発表した方が良かったとは思います。
維新の誰かが明治やシオノギの株を買っていなければいいなと思っています。
吉村さんの夜中のツイートも載せておきます。仮説とわかってはいるようです。
ポピドンヨードの公表資料です。臨床研究をしたのは松山医師。阪大系の先生で最近まで藤田医科大教授、現在、府立病院機構の次世代創薬センター長。詳細は下記の通りですが、うがい群と非うがい群の毎日のPCR検査は起床時のうがい前に実施。うがい後に検査ではありません。https://t.co/CPOrjUxUmT
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) August 4, 2020
私を含め医療クラスターはあきれています。何せ風邪予防にポビドンヨードうがいよりも普通の水うがいが優れているという論文が出ていることからも、正直何やってんねんとツッコミが来るのは覚悟してください。(日本語要約)
でも今一度研究計画を見てみましょう。
目的 唾液中のウイルスが減れば重症化を抑制できると想定
対象 無症状か軽症者
方法 1日4回 ポビドンヨードによるうがいを実施(起床時・昼食前・夕食前・就寝前)
うがいあり患者とうがいなし患者を比較
朝のうがい前に唾液を採取してPCRを行いウイルス消失検討
そしてポビドンヨードでうがいをした方がPCR陰性、ウイルス消失割合が増える傾向があることがわかりました。
対照を水だけでうがいをするとか、検体として鼻腔スワブも取っておくとかやって欲しかったですが、もともと無症状ですから、いまあるコロナウイルス感染症を改善するわけではなく、ただ唾液中ウイルスの減少方策ということが理解できました。
もともと症状はない(軽い)ため臨床的改善はターゲットになりません。そしてこのポビドンヨードによるうがいは、基本口腔内の消毒で、机を拭いているようなものと考えられます。そう免疫の影響とかよりも、どちらかというと物理的な作用がメインです。
この記事の松山先生のこの言葉がそれを表しています。
>「うがいをしたあと、1時間程度でウイルスの量が再び増えるケースもある。うがい薬を使って、何回もうがいをすると喉を痛める可能性もあるので、注意が必要だ表面をこすっているだけなので、生理学的にはあまり意味がないと思いますが、あまり副作用がない方法で物理的に唾液中のウイルス量を減らしたということは、他人にうつしにくくなるかもという意味で今後の予防対策としてありなのかもしれません。
ただ、今後検査前のうがいで偽陰性が増えたりしないかとか、株価やメルカリへの影響は少し考えて発表した方が良かったとは思います。
維新の誰かが明治やシオノギの株を買っていなければいいなと思っています。
吉村さんの夜中のツイートも載せておきます。仮説とわかってはいるようです。