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「なぜ中国の了解?」発言のやりとりに疑問の声も 河野大臣が表情変えた記者の質問

河野太郎防衛相が4日の記者会見で、相手領域でのミサイル阻止能力に関して「現状では特に中国や韓国といった国からは、防衛政策の見直しについて十分に理解を得られる状況ではないのではないか」と質問され「主に中国がミサイルを増強しているときに、なんでその了解がいるのか」と厳しく記者を問い詰める場面があった。

AP

「相手国の領域でのミサイル阻止能力」を盛り込んだ自民党提言が政府に提出される話題に絡み、記者は「周辺国からの理解というのは重要になってくる」ことを前提とし、河野大臣に質問。SNS上では、このやりとりに注目が集まり、ミサイル発射の当事者と想定される相手国の理解を得るという質問の意図をいぶかる声も多く上がっている。

実際のやりとりは以下の通り。

質問者(NHK):今朝方、政調審議会の方で、ミサイル防衛に対する提言がまとまりまして、相手国領域内でのミサイルを阻止する能力の保有の検討を求めている内容なのですけれども、午後政府に提出されるということですが、防衛省の方としてどのように提言を受け止めて、検討を進めていかれるか、改めてお考えを教えていただけますでしょうか。

河野大臣:3時過ぎに政府の方に提言を持ってこられるという風に伺っております。与党のこうした提言を受け止めながらイージス・アショアの代替策について、そして新たなミサイルの脅威に対応できるようにどうするか、政府としてもしっかり検討してまいります。

質問者:関連しまして以前の会見でですね、こうした検討について、まずアショアの断念の経緯の検証と、それから代替案の検討、さらに新たなミサイル防衛の在り方の検討、と3つの段階があるということをおっしゃったと思うんですけれども、その後、政府の検討の状況は今、現時点でどういう風に、どのようになっていますでしょうか。

河野大臣:イージス・アショアの代替の検討について、今しっかり進めているところであります。また新たな脅威についても検討を始めているところであります。

質問者(東京新聞):関連でお伺いします。安全保障政策の見直しに関して、自民党提言にあったような相手国の領域でのミサイル阻止能力等を検討する場合はですね、周辺国からの理解というのは重要になってくると思われますが、現状では特には中国や韓国といった国からは、防衛政策の見直しについて十分に理解を得られる状況ではないのではないかと思いますが、防衛政策の責任者として現状の認識と今後もし理解を得る際に必要だと思われることがあればお願いします。

河野大臣:すみません。周辺国ってどこのことですか。

質問者:主に中国や韓国になります。

河野大臣:主に中国がミサイルを増強しているときに、なんでその了解がいるんですか。

質問者:…韓国に関してはいかがですか。

河野大臣:なんで韓国の了解が必要なんですか。我が国の領土を防衛するのに。

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