記事

舘ひろしに需要、神田正輝は難しい立場……「石原軍団」解散、それぞれの行き先 - 「週刊文春」編集部

 来年1月をもっての解散を発表した石原プロモーション。創業者である故・石原裕次郎の楽曲の版権などはまき子夫人(87)が代表を務める石原音楽出版社が引き継ぐが、マネジメント業務からは撤退する。

 石原が1963年に興した同社は、浅丘ルリ子、黛ジュン、寺尾聰、峰竜太らを抱え、映画「黒部の太陽」、ドラマ「西部警察」などの制作を手がけてきた。石原の没後も、被災地などで行う名物の炊き出しで“軍団”の結束を披露していた。

 だが、事業規模は少しずつ縮小し、現在の所属俳優は渡哲也(78)を筆頭に8人。若手の神田穣(25)はすでに他社に移籍済で、「21世紀の石原裕次郎を探せ!」オーディション優勝者である徳重聡(42)も、早期移籍が有力視されている。

「“ポスト裕次郎”のプレッシャーもあり低迷していたが、『下町ロケット』(TBS)や今年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演するなど成長。まだ伸びしろもあり、他社も関心を持っている」(芸能関係者)

 黄金期を支えた渡、舘ひろし(70)、神田正輝(69)の“三巨頭”はどうか。


(前列左より)舘、渡、神田の“軍団三巨頭”

「かつて社長も務めた渡は、この数年、開店休業状態。持病もあり、俳優業は静かにフェードアウトが濃厚。事務所には所属せず、長く出演する宝酒造のCMだけは続けると見られている」(芸能デスク)

舘ひろしと神田正輝の今後は?

“渡一筋”で知られる舘は、7月21日の新CM発表会でこう語った。

「渡にすべてを預けて石原プロにお世話になったわけですから、渡次第」

 前出の芸能関係者が、舘の心境を推し量る。

「渡に新事務所を作ってほしいのだろうが、それは難しい。舘は18年の映画『終わった人』で冴えない定年夫を好演し新境地を開拓。まだまだ俳優としての需要はある。今後、持続的な活動のために、大手プロに所属、または業務提携するのではないか」

 石原プロでは舘より10年先輩の神田は「石原プロで始まったのだから、石原プロで終わる」と周囲に伝えており、今後は組織に属さない道を貫くことが有力。

「裕次郎に声を掛けられ入社し、夫妻に可愛がられた神田。まき子夫人への忠誠心は一番強い。夫人を陰で支えながら個人で活動すると見られています」(同前)

 もっとも、神田には一抹の不安がつきまとう。

「23年司会を続ける『朝だ!生です旅サラダ』(ABC)はあるが、未だに“松田聖子の元夫”のイメージが強く、俳優としてはこれといって代表作がない。舘ほどの需要があるかは疑問で、難しい立場になりそう」(前出・芸能デスク)

“俺は待ってるぜ”と言ってくれる人はいずこに。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年8月6日号)

あわせて読みたい

「芸能界」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    乳首にシール貼らせ? 逮捕の社長

    阿曽山大噴火

  2. 2

    漢見せた玉木氏 大化けの可能性

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  3. 3

    ポルシェ追突の男 一族は大地主

    文春オンライン

  4. 4

    分党を選んだ玉木氏の判断を称賛

    早川忠孝

  5. 5

    周庭氏の力 新たな目線が中国に

    倉本圭造

  6. 6

    大学は授業料の対価提供できるか

    青山まさゆき

  7. 7

    うがい薬買い占めた高齢者を直撃

    NEWSポストセブン

  8. 8

    総理は原稿読み上げ 会見で指摘

    BLOGOS しらべる部

  9. 9

    よしのり氏 周庭氏逮捕を許すな

    小林よしのり

  10. 10

    こじるり SNSでの誹謗中傷に嘆き

    女性自身

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。