記事

東京新聞の社説二編

1/2

7月11日付けの東京新聞の社説「中国は挑発をやめよ」は、南シナ海の現状をよく解説している。
 
中国が行った軍事演習、それに対する米国の「南シナ海情勢をさらに不安定化させる」という懸念の表明、それを無視し演習を行った中国。
 
ASEANが足並みを揃え強い表現で「懸念表明」するに至った状況。
 
しっかりと書かれている。
 
南シナ海は、日本を含め多くの国にとって重要なシーレーンであり、この海域の航行の自由は国際社会全体にとっても大きな課題だ。
 
「南シナ海で中国が軍事力誇示を強めていることに対し、米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)が対抗する動きを示している。これ以上緊張を高めないよう、中国は挑発的な行動をやめるべきだ。」
 
そのとおりだ。
 
7月14日付の東京新聞には「陸自オスプレイ」と題する社説が載った。
 
「周辺住民や地方自治体の理解を十分に得られているとは言い難い」という見出しになっている。
 
我が国を取り巻く安全保障環境を見ると、中国の国防予算の拡大が著しく、また、中国軍の活動は質、量ともに急速に拡大している。
 
尖閣諸島周辺の接続水域には機関砲らしきもの搭載した船舶も含む中国公船が100日を超えて侵入しているのが現実だ。
 
我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜くためには、力を背景とした現状変更を容認しないという明確な意思を示すことが大切だ。
 
我が国の南西諸島は全長1200kmにも及ぶ広大な地域であるにもかかわらず、2018年まで陸自部隊は沖縄本島及び与那国島にしか配備されてこなかった。
 
南西諸島の守りを固めるため、初動を担う陸自部隊を奄美大島と宮古島に配備し、石垣島への配備も進めている。
 
さらに島嶼防衛のためには島嶼が侵攻を受けたときにいち早く駆けつける能力を整備する必要がある。
 
そのため、2018年に水陸両用作戦機能を備えた島嶼防衛の要となる水陸機動団を長崎県佐世保市に新編した。
 
その水陸機動団が有事に島嶼にいち早く駆けつけるための手段がV-22オスプレイだ。

あわせて読みたい

「中国」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    菅原一秀氏から違法行為を強要されていた元秘書が「説明責任果たせ」と顔出し訴え

    田中龍作

    06月19日 22:04

  2. 2

    格安スマホ業界にまで波及した価格破壊

    自由人

    06月19日 08:14

  3. 3

    「米国は病気」と罵りつつ、周庭さんは釈放…G7を敵に回した習近平政権の行き詰まり

    PRESIDENT Online

    06月19日 18:11

  4. 4

    世帯年収400~600万円のリアル「残業ありきの給料で毎日クタクタ」

    キャリコネニュース

    06月19日 18:44

  5. 5

    都民ファーストの不振ぶりが目立つ都議選 小池旋風が影を潜めた影響か

    早川忠孝

    06月19日 16:34

  6. 6

    白血病の新たな薬 新たなプレイヤーで不可能が可能に それはしっかりしたエビデンス コロナのイベルメクチン等にはまだそれがない

    中村ゆきつぐ

    06月20日 08:22

  7. 7

    さらに活用が進む、つみたてNISA~2021年は買付金額が1兆円超えか~ - 前山 裕亮

    ニッセイ基礎研究所

    06月19日 08:55

  8. 8

    河井克行氏に「実刑判決(懲役3年)」の衝撃。もらう側の罪は?そして自民党の責任は

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    06月19日 08:26

  9. 9

    タワマンの高層階ばかりを移り住む「空中族」 高値売り抜けはそろそろ手仕舞いか

    NEWSポストセブン

    06月20日 09:50

  10. 10

    少子化高齢化問題に悩む中国 「日本の経験を中国に伝えるのは意義がある」舛添要一氏

    舛添要一

    06月19日 10:36

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。