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メキシコGDP速報値、第2四半期17.3%減 過去最大の落ち込み


[メキシコ市 30日 ロイター] - メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が30日に発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値(季節調整済み)は前期比17.3%減と、過去最大の落ち込みとなった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により工場が閉まったほか、買い物客や観光客が減ったことや貿易が落ち込んだことが響いた。

INEGIのサンタエージャ長官はツイッターで「2020年第2・四半期GDPは前期比17.3%減と大幅なマイナスとなり、GDP統計で最大の下落幅となった」と述べた。

前年同期比は18.9%減だった。

メキシコ中央銀行の5人の理事会メンバーの一人、エスキベル委員は29日、GDPが今年8.5ー10.5%減少するとの見通しを示した。エコノミストも同様な見通しを示している。

キャピタル・エコノミクスのアシスタント・エコノミスト、ニキル・サンガニ氏は「メキシコはまだ新型コロナの感染拡大と格闘している上、米国の経済回復は勢いをなくしているようだ。メキシコ経済の回復は向こう数四半期にわたり遅いペースになる」と予想。第2・四半期の落ち込みについて「新興国の中で、最も大幅にピークからどん底へ急降下した国」の一つとの見方を示した。

内訳は、農業や水産業を含む第1次産業が2.5%減。製造業や鉱業、建設業などの第2次産業は23.6%減。小売りやサービス部門を含む第3次産業は14.5%減だった。

ロペスオブラドール大統領は定例記者会見で、経済が4月と5月に「底を打った」と指摘。今は回復の兆しが見られるとし、V字回復となるとの見方を示した。

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