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クレディスイス、投資銀行部門を統合 第2四半期は24%増益


[チューリヒ 30日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイス<CSGN.S>が発表した第2・四半期決算は、予想を上回る増益だった。同社は、投資銀行関連部門を1部門を統合すると発表した。

トマス・ゴットシュタイン最高経営責任者(CEO)は声明で、「効果を高め効率を生む一連の戦略的イニシアチブを発表する。これらの措置は、市場が不確実な状況で耐性を持ち、また経済情勢が良くなる局面では成長をもたらす」と述べた。

一連の措置によって、ランレートで2022年以降、年約4億スイスフランの経費節減を目指す。

コンプライアンス部門とリスク関連部門も、1人の責任者の下に統合するとした。

<戦略転換>

投資銀行業務を束ねるのは、ティージャン・ティアム前CEOからの路線転換となる。ティアム氏は富裕層向けのウェルスマネジメント事業に重点を置き、投資銀行業務を2部門に分割していた。

内部メモによると、ウェルスマネジメントの組織も改革し、来年以降、税引き前利益を年10%拡大することを目指す。

ウェルスマネジメント部門では、国際ファイナンス、新投資銀行アドバイザー、持続可能な投資に注力する3つの新たな戦略グループを設置する。

地域的には、南北欧州を一つの地域とし、中東とアフリカを1人の責任者が統括する体制とする。

<第2・四半期は24%増益>

第2・四半期の純利益は24%増の11億6200万スイスフラン(12億7000万ドル)。クレディ・スイスが集計したアナリスト予想の中央値(7億フラン)を上回った。

クレディ・スイスは、2019年下期の配当を年内に実施する計画を明らかにした。自社株買い計画を今後見直す予定という。

ライバルのUBS<UBSG.S>も年内に自社株買いを再開する可能性を示唆している。

グローバル・マーケット部門は取引の活発化を受けて71%の増益となった。債券部門は42%の増収だった。

株・債券の引き受け業務やM&A(合併・買収)アドバイザー業務が好調で投資銀行部門の利益も増加した。

半面、ウェルスマネジメント事業はさえず、国際ウェルスマネジメント部門は22%減益。金利低下で利ざやが縮小したほか、貸倒引当金の積み増しが響いた。

アジア部門は投資銀行事業が好調で、利益が2億9800万フランと過去最高を記録した。

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