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「僕の人間性を全否定するような出来事」三浦春馬が“遺書”で明かしていた苦悩と葛藤 - 「週刊文春」編集部

 7月18日に東京都港区の自宅マンションで自ら命を絶った俳優の三浦春馬(享年30)。自室に残した日記に人生における悩みや葛藤を綴っていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

【画像】14歳でサーフィンを始めた三浦さん


三浦春馬さん ©文藝春秋

 自室に残された三浦の日記には何が記されていたのか。長年、三浦と親しい関係にあった知人が明かす。

「亡くなる直前に書かれたものと見られ、『死にたいと考えた』『どう死ぬべきか』といった自身の死についての考え方が長々と綴られており、遺書というべき内容です。これを読めば彼がいかに思い詰めていたか、よく理解できます」

 また8月15日に放送予定のドラマ「太陽の子」(NHK)における役柄に強く影響された様子も記されていたという。

「(同ドラマは)太平洋戦争の末期、原子爆弾開発を命じられた科学者たちの悲劇の物語で、春馬が演じるのは、肺の療養のため戦地から帰郷した石村裕之役。日記には石村の人生を通じて、死に関する思索がQ&A形式で記されていた」(同前)

 三浦は戦時中を生きた石村と自身を重ね合わせ、共通点を見出していた。

「作中の石村は、神風特攻隊として敵方の空母艦に突っ込む命令が下るのを待っていました。仲間が先立っていく光景を目の当たりにする中、作戦が変更になり、戦地から一時帰郷。結果的に自分の命の時間が引き延ばされたわけですが、それに対して春馬は遺書で『散る運命を背負いながら、家族の前では気丈に振る舞おうとする気持ちを考え、胸が痛んだ』と切実な想いを書き綴っていた」(同前)

 さらに数年前から精神的な葛藤に苛まれていたことが分かる、次のような記述もあった。

〈僕の人間性を全否定するような出来事があり、たちまち鬱状態に陥り、自暴自棄になった〉

 三浦春馬に何が起きていたのか。7月30日(木)発売の「週刊文春」では、遺書に記された言葉に加え、小栗旬に「あいつは絶対来ます」と言わせた演技力、医療関係者を唸らせた企画・主演のALSドラマなど、友人、恩師、親族らの証言から三浦春馬の「優しさ」と「孤独」の30年を4ページにわたって特集している。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年8月6日号)

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