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出産施設関連統計から助産所での出産などを考える

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助産師であるふぃっしゅさんのブログ「ふぃっしゅ in the water

周産期医療と助産師および助産所の役割や課題や疑問点について問題提起や詳細な解説などなどを行っているブログです。特に最近のエントリは力が入っており、これらの話題から離れていたどらねこもぐぐっと引き寄せられてしまいました。

とはいえ、今のところ言及できるようなネタはありませんので、少し調べ物をして終わってしまいましたが、今後参照できるデータとして一つのエントリにまとめておこうと思いました。


■統計資料を読んでみた

周産期医療の問題の一つに、産科医療の多忙さが挙げられると思います。いつもは人口動態統計を見るぐらいなのですが、医療の関わる問題と謂う事で、我が国の保険統計という資料を閲覧しました。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hoken/national/22.html

厚生労働省「平成22年度我が国の保健統計」


この資料のp35に1施設あたりの分娩数の推移を見ることのできるグラフがありました。

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産科医の人数を反映したものではありませんので、この数字通りに忙しくなったまではいえないかも知れませんが、病院や診療所の多忙さは伝わってくると思います。


■自然な分娩を求める声としてよくあるもの

病院での出産では無く、助産所での出産を求める声の一つに「病院での流れ作業のような出産や帝王切開や無痛分娩をすすめる人工的な出産よりも、助産所での、自然な出産、妊産婦を尊重した自分ら良い出産を」というものがあります。

こうした声が生まれる背景には、単なる自然な分娩というイメージだけでは無く*1、多忙な現場の状況によりやむにやまれず親身な対応を求めていた妊産婦の気持ちを無視した対応*2により生じている可能性がありそうだと、どらねこは考えております。

もしこの考えが正しいのであれば、助産所での分娩数は病院や診療所のソレに比べて少ない事が予想されます。


■助産所での出産件数は?

これを調べるために、人口動態統計の各種データを確認することにします。

まずは、出産を巡る状況の推移やトレンドを把握したいと思いましたので、出産数と施設別の出産数の年次推移を見てみましょう。(二つ目の表はどらねこ作成です)

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病院、診療所で出産する人の割合が一気に増えていますね。もう一つ、分かっているはずの事ですが、出生数の減少がとても大きいことが改めて感じてはぁ~、と思ってしまいます。

ところで、これだけ子供の数が減っているのにどうして、産科が多忙なのでしょうか? 1施設あたりの分娩数が増えているという事ですが、つまり産科のある病院、診療所の数が減っているという事です。どれぐらいのペースで減少しているのでしょうか?

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直接施設数を報告している統計からではないので正確なものではありませんが、出生数の減少ペースを大きく上回る勢いで産科施設が減少していることがわかります。では、これに比べて助産所の状況はどうなのでしょうか?

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