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みんなの党 地方と党方針の矛盾の露呈 渡辺喜美代表の人柄の問題ではない

 みんなの党渡辺氏の地元で、渡辺氏を支援してきた市議会議員6名が全員が離党し、同じ選挙区の自民党議員を推すそうです。
みんなの党:渡辺代表の地元市議全員が離党…栃木・大田原」(毎日新聞2012年9月27日)

 その理由が明快
地元のことをお願いしても耳を傾けてもらえない。地元を重視してもらえる人を支援するほかない

 渡辺氏率いるみんなの党は、もともと新自由主義を目指す政党であり、前回の衆議院選挙でも都市部での支持層が高かったことが特徴です。
 その観点からいえば、渡辺氏の選挙区は、都市部ではなく、その利益代表とはなりえません。
 地域住民(旧来の自民党支持層)が要求しているのは、旧来の自民党のような利益誘導政治であり、地方へのバラマキです。
 歳出カットを党是とするみんなの党とは全く異なる要求でした。

 みんなの党は、新自由主義経済を目指すものですから、地元の利益などは眼中にはありません。
 これまで、渡辺氏は、父親である渡辺美智雄氏(元閣僚)の地盤を引き継いでいることから、当選が当たり前のうように思っていたのではないか、無条件に自分は安泰だとでも思っていたのかもしれません。
 地元市議が、新人自民党議員を推すのは必然的なことといえます。
 渡辺氏の人柄は、みんなの党の中でも独裁的だとの評判ですが、そのような問題だけで地元市議が離れたりはしません。
 最近では、橋下氏の維新の会との合流問題でつまずき、さらには、これまでみんなの党が主張してきたような新自由主義路線を、民主党、維新の会、自民党が主張し始めていることで埋没が顕著となってきたみんなの党。いずれ、みんなの党所属の議員は、渡辺氏を除いて、維新の会に合流してしまうかもしれません。
 終焉の時期が近づいてきました。

 この点、北海道の新党大地(鈴木宗男代表)は、従来の自民党型の利益誘導政治を目指すものです。もちろん、鈴木宗男代表個人の力でできることには限界がありますが、しかし、地元の利益確保という意味では、従来の自民党支持層の絶大な信頼を得ています。地域政党でありながら議席を確保している由縁です。
(かつて道内各議員への陳情に議員会館に行ったときのことですが、どの議員もヒマではないのでしょうけれど、控え室は閑散としているイメージでした。しかし、鈴木(元)議員の控え室だけは、陳情する人たちであふれかえっていました。)

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