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安倍新総裁が誕生:安倍さんに期待すること

 安倍新総裁に何を期待するか?

 まずは民主党政権を解散に追い込み、政権を奪還することだ。そして一日も早く第二次安倍内閣を立ち上げ、日本の立て直しをしていかなくてはいけない。

 安倍さんが総理として即戦力であるということが期待できる点だ。

 私が首相補佐官として1年間首相官邸で仕事をした経験からいって、首相として日本国を動かすという仕事には一定の慣れが必要だ。何とも言えない難しさがあるのが、総理大臣という仕事である。最低でも予算編成等のスケジュールが一巡する1年くらいは経験を積まないと、総理の仕事の全体像を掴むのは難しいといえる。あの小泉さんでさえも政権を軌道に乗せるのに1年は苦しい時期が続いた。

 その点安倍さんが再び総理の座についた場合には、前回の1年間経験があるので、官邸スタッフの動かし方、各省官僚の使い方、首脳外交の取り運び等には一定の知識と慣れがあり、最初からフル回転で仕事ができる。国難とも言うべき事態が続いているこの時期に、安倍さん以外に総理をやれる人はいないと思う。

 そしてもうひとつ私が期待するのは、「安倍さんにしかやれないことがある」ということ。そしてそれは前安倍内閣で取りかかり始めていて、一定の成果が上がりつつあったということだ。
 憲法改正の手続きを法制化し、防衛省への昇格を行い、戦後初めての教育基本法抜本改正を断行し、集団的自衛権のあり方について、初めて抜本的な議論を行うなど、わずか在任1年間で数多くの実績を残した。

 経済面では成長戦略を着実に実施し、安倍総理在任中にGDP、株価等で21世紀での最高値を記録したし、財政状況もプライマリーバランスの赤字を6兆円まで圧縮し、国の借金増加ストップ一歩手前までいった。

 外交面では、当時の安倍総理は中国には厳しい姿勢で臨むことで中国の譲歩を引き出し、近年で日中関係が一番円満だったのは前安部内閣の時だったという事実もある。戦略的互恵関係という位置づけも安倍さんが行ったものだ。

 私は「安倍さんにしか出来ないことが沢山ある」と考えている。

 安倍さんにあらためて目新しい政策は必要ではない。教育改革、成長戦略、憲法改正、主張する外交といった前安倍内閣での取り組みを再開し、着実に取り組んでいくことでいいのだ。

 まさに、官邸の動かし方でも、政策面でも、総理大臣としての準備が十二分に出来ている安倍さんに期待したい。

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