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【立憲国民幹事長会談】党名は民主的手続きで選定のため両幹事長で知恵を出す、その他の申し入れは概ね賛同との回答

 福山哲郎幹事長は22日午前、国会内で国民民主党の平野博文幹事長と国会内で会談を行い、15日に立憲民主党から申し入れた、解党して新党を結成、党名を立憲民主党(略称通称:民主党)とする合流案について、国民から回答を受けました。

 平野幹事長から、(1)両党解散による新党設立、選挙による新党代表の選出、両党協議による綱領作成に賛同(2)その上で、新しい政党がスタートするにあたり、より幅広い結集を図ることになると考え、党名について民主的な手続きをもって選定することの検討を要請――との回答書を受け、さらに口頭で「新党の意義大義をより明確にし、国民の理解をいただくために、綱領作成の協議の中で、コロナ禍への対応としての消費税を含む税制をはじめとした景気経済対策、立憲主義を深化させる未来志向の憲法論議の進め方をはじめとする主要政策・方針について共通認識の形成と深化に取り組むことを要望します」と、回答書とは別に要望提案がありました。

 福山幹事長からは、「党内で真摯に協議をいただき、概ね賛同いただいたことと認識します。歓迎をしたい」と語り、党名の民主的な手続きによる選定については、「両党幹事長で知恵を出していきたい」と伝えました。

 口頭で要望提案があった綱領作成の協議の中で主要政策・方針について共通認識の形成と深化に取り組むことについては、「今日のところでは、お話を聞かせていただいた」と伝え、立憲の申し入れにある綱領を両政調会長間で協議する中に包含されるとの認識を示し、この件については両政調会長間で検討していくことになりました。

 党名選定以外の申し入れについて「ほぼ9合目近くまで行っているという認識」、党名選定手続きについては「できるだけ早い時期に両幹事長間で民主的な方法について知恵を出すことで、新党結成に向けての基本的な合意に結び付けたい」と伝え、平野幹事長も同じ認識であることを確認しました。

 会談後、記者団の取材に応じた福山幹事長は、党名選定について「多数決の結果はある意味で自明で、新党結成前にお互いがしこりを残す形は作りたくない。できれば票決という形ではない民主的な手続きの方法」が望ましいと語りました。

国民民主党からの回答書.pdf

【関連記事】-【立憲・国民幹事長会談】両党解散し新党を、党名は立憲民主党(略称通称:民主党)を福山幹事長から提案
https://cdp-japan.jp/news/20200715_3231

 記者からの主な質問とその回答(要旨)は以下のとおりです。

Q:党名選定の民主的手続きについて、報道ベースではいろいろ話が出ているが、平野幹事長から多数決を求める声が党内では多かったなど、民主的手続きが含む意味について話があったか

いや、ありません。

Q:民主的手続きに関して、多数決の結果は自明なので、しこりの残らないやり方でとのことですが、いまどのようなものを考えているか

 いや、今のところは。それこそ幹事長間で知恵を出さなければいけないので、私がいまここで、今日の会合でも出してない話を出すのは信義則に反するので、幹事長間で詰めたい。

Q:幹事長間で詰めて、最終的に合意までとりつける日程感は

 できるだけ早くと思っています。もうここまで来ているので、合流がどうなるかと期待をされている国民の皆さんや、それぞれの支持者、そして両党に所属する国会議員や地方議員の皆さんも含めて見守っていただいているので、時間をかけるよりも早く決めたい。

Q:党名の決め方について、票決だとしこりを残すという認識は、福山幹事長の認識かそれとも二人の間での共通認識か

 私が申し上げただけなので、平野幹事長がそういう認識かどうかわかりませんが、一方で知恵を出すことについては了としていただいているので、あちらが何が何でも票決と言われているわけではありません。

Q:消費税や憲法について綱領作成時の議論というのは、合流が決まった後の話になるという確認がとれたということか

 合流を前提として政調会長同士が綱領の議論を始めるわけですから、そういう段階での検討事項。その綱領作成の中で検討していただくこと。綱領や規約は新党結党大会のときに民主的な手続きによって信任されるというのが一般的な手続きだと思いますので、そのプロセスの中で、このことを綱領作成の政調会長同士の中で検討していただくことだと思います。

Q:関連で、両政調会長間の協議はすぐスタートするのか

 いや、そうではないと思います。やはり民主的な手続きの知恵を出した上で、「もう合流はほぼ決まりますね」という状況の中で基本合意をした上で、綱領や規約のスタートになると思います。

Q:党名選定について、選択肢として例えば「立憲民主党」や「国民民主党」という既存の政党名を省かずに決めるという確認ができているか

 われわれからは「立憲民主党」、略称通称「民主党」でもう提示しています。その後どうするかについては「民主的な手続きとはなんぞや」という話も含めて、お互いが理解し合える知恵を出すことだと思っております。

Q:次の段階は、党名選定の民主的な手続きを決めた上で、その内容を党首間で合意するという形でしょうか

 そこはまだ具体的には決まっていませんが、そこが決着すれば、ほぼもう新党結成については合意だと思います。基本合意をどういう形にするか、まだそこまでは話をしておりません。

Q:党名選定の民主的な手続きは立憲民主党も了としたうえで知恵を出すということか

 そうです。

Q:(申し入れは9合目という話があったが)、残り1割で決裂する可能性はないのか

 知恵を出し、その知恵がお互いに納得できなければ、なかなか難しいですよね。その余地はゼロではないと思いますが、ここまで来たので、何とかいい知恵を出したいと思います。せっかく新しい政党で、無所属の皆さんも含め、昨日は野田元総理にも非常に前向きな評価をいただきましたが、みんなが気持ちよく、しこりが残らないような形で新党結党して、国民の期待を一つ一つ積み上げていきたいと思います。そのための知恵をどう出すかは考えたいと思います。

Q:民主的手続きの知恵を出すわけですが、党名「立憲民主党」、略称通称「民主党」という姿勢は現状何も変わっていないのか

 まったく変わっていません。それで申し入れをしてるわけですから。ましてや立憲民主党で、略称通称「民主党」は国民民主党の略称でもありますし、何度も申し上げますが、いまの野党第1党と、かつての野党第1党で政権交代までした「民主党」という名前で、国民の皆さんには立憲民主党も民主党も両方とも広く知っていただいている名称。われわれとしては申し入れをした通りです。

Q:新党代表は選挙で多数決で選ぶことになりますが、これはしこりを残す形にはならないのでしょうか

 代表に出たいという方がいらっしゃれば民主的な手続きでやるので、当然のことだと思います。今のところはまだ、誰が出るかもわからない状況でそんなことを想定する意味はないと思います。

Q:確認ですが、申し入れの項目の4項目目に「その他の項目は…」というところがあり、先程の冒頭発言で4項目目まで先方にいいと言ってもらったという話ですが、回答書には4項目目について特段記載がないようですが

 それはもともと確認しています。「4項目目までは、ほぼこれで賛同いただくことでいいですね」と言ったら「結構です」とおっしゃいました。

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