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なぜ在宅勤務で生産性下がるって感じる人がいるの?と思ったときに読む話

今週のメルマガ前半部の紹介です。在宅勤務が広がる中、その有効性に関する各種の調査結果が出始めています。ざっと目を通した感じだと、生産性が上がったという会社と下がったという会社に2極化しているように見えますね。

【参考リンク】「アドビ システムズが発表したテレワーク勤務の利点や課題についての調査結果によると、8割以上が業務の生産性が上がったと感じ、9割以上が定期的にテレワークを実施したいと回答した」

【参考リンク】「在宅勤務は生産性ダウン」と感じる人、日本はトップ 10カ国平均大きく上回る

在宅勤務をして生産性の上がる会社と下がる会社の違いはどこにあるんでしょうか。管理職からビジネスパーソンまで、仕事の取り組み方を考える良い機会なのでまとめておきましょう。

ダメな在宅勤務の典型「ただ仕事を持って帰らせてるだけ」

実際「在宅勤務なんて全然ダメですね」という偉い人にたまに会いますが、そういう人の会社にはある共通点があります。それは、特にこれといった事前準備無しでいきなり「はい、じゃあ来週から在宅勤務にシフトするんでよろしくね」といって仕事を持って帰らせているだけ、という点です。

以前述べたように、日本企業の人事制度は担当業務範囲を明確化せず、大部屋で額を寄せ合って仕事することを前提としています(筆者は“文化祭方式”と呼んでいます)。

このスタイルだと、臨機応変に仕事を割り振れるメリットがある一方、みんなが同じ“時間”に同じ“場所”で働く必要があるんですね。さて、そんな文化祭方式のまま在宅勤務に突入するとどうなるか。

Zoom等の各種ツールを駆使してオンライン上で「同じ場所、時間」を実現するしかありません。

「あれ?〇〇はどうしたの?」
「はい、買い出しにいくとかで離席したみたいですが……」
「なにやってんだ、すぐ携帯に電話してつかまえろ」
「あ、課長すいません、最近在宅多いみたいでマンションのwifiがしょっちゅう落ちるんで、ちょっと近所のカフェに移動するんで30分抜けますね」

みたいなことを延々とやるわけです。これ、リモートワークじゃないですね。それぞれの家で昔ながらの文化祭方式やってるだけです。そりゃ不便だと感じるだろうし、実際生産性も下がるでしょう。

日本企業の中には、緊急事態宣言中の在宅勤務でしっかりと手ごたえをつかみ、緊急事態宣言解除後もリモートワークを前提とした人事制度へシフトさせる企業も複数あらわれはじめています。

そうした企業に共通するのは、リモート開始前にしっかりと業務範囲の割り振り、見直しに手を付けている点ですね。

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