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我が子に「悪魔」と名付けた夫妻、役所で説得されるも強行


英ダービシャー・チェスターフィールドで、一組の夫婦がカウンシル・オフィス(役所)の係員に苦情を申し立てた。「あまりにもひどい扱いを受けた」と主張するこの夫婦は、自分たちの子どもに「悪魔」と名付けようとしていた。

観葉植物のレンタル業を営むダン・シェルドンさん(37)と妻のマンディさんは先週、ロックダウンが解除され、ようやく窓口がオープンした地元役所へ喜び勇んで出かけた。生後4カ月になる息子の出生届をようやく提出できるからだ。

「SUN」誌によると、用紙に書かれた名前を見た窓口の女性は嫌悪感を隠そうともせず、「こんな名前じゃ人生で成功できませんよ。仕事にだってありつけないし、教師もそんな名前の子には教えたくないと思いますよ」と言ってきたという。

無理もない。名前欄には「Lucifer(ルシファー)」と書かれていたのだ。キリスト教において、ルシファーは「堕天使」の長である「悪魔(サタン)」と同一視され、およそ子どもの名前にはふさわしくない存在だ。

シェルドンさん夫妻は「私たちは宗教家ではない、ルシファーはギリシャ語で“光をもたらす者”や“朝”という意味があるんだ、と彼女に説明しましたが、聞く耳を持ちませんでしたね。それどころか、『ニュージーランドではその名前を付けることは違法とされているんです。別の名前を付けて、家の中だけでルシファーと呼んだらいかが?』とまで言ってきて」と窓口の女性に怒り心頭の様子でSUN誌に語った。

女性はルシファーという名付けが可能かどうか確認するため、一旦部屋を出るようシェルドンさん夫妻に指示。その後、違法ではないことがわかり出生届は受け付けられることになったが、女性は歯を食いしばるような表情を浮かべていたという。

「正直なところ、僕らは素敵な名前だと思っていました。ユニークな名前だし。こんなに悲しい思いをさせられるなんて想像もしていませんでしたよ」と怒りに燃えるシェルドンさんは、役所に正式に苦情を申し入れた。

ダービシャー郡カウンシルは「気分を害されたのであれば謝罪しますが、時々ある特定の名前において、別の意味や関連性があることを認識されていない方がいますので、こういった問題にアドバイスするのが我々の仕事です」と回答したという。

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