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テレ朝・並木アナ「私の憧れでした…」 セシルマクビー全店閉店決断の背景にSNSによる自己表現の変化も?

 おととい、東京の渋谷109で13年間にわたり売上首位の座を誇るなど、ギャル系ファッション界を席巻した「CECIL McBEE(セシルマクビー)」の全店舗閉鎖が発表された。新型コロナによる休業が売り上げ低迷に追い打ちをかける中、閉鎖の決断には意外な理由もあった。

・【映像】セシルマクビー"閉鎖" 若者に"ある変化"

 1987年に開店し、1990年代後半から2000年代前半、ギャルと呼ばれる10代から20代前半の女性層をターゲットにアパレル界を席巻した「セシルマクビー」。歌手の浜崎あゆみが愛用したことなどから、ギャル文化を牽引する人気ブランドに成長した。

 ルーズソックス姿のコギャルや「ガングロ」、「ヤマンバ」などのメイクがギャルたちにとって自己表現の手段だった時代、「セシルマクビー」はその中心として、2006年には166億円の売り上げを記録、2000年から13年連続で渋谷109の売り上げナンバーワンの座に君臨した。

 しかし2007年以降にはその人気に陰りが見え始め、売上は減少に転じる。そして今年2月期の売上は、全盛期の半分にまで落ち込み、新型コロナウイルスの影響による休業が続いたことで、さらに業績が悪化した。運営するジャパン・イマジネーション木村達央社長は、「ギャル文化のピークは1996年。着用していたかつてのギャルも、今は30~40代の子育て世代」と話す。

 ファッション業界の取材を続けている「WWD JAPAN」の五十君花実氏は「当時のギャルには“ファッションで自己表現する”みたいなのがあったが、今の人はファッションでなくても、SNSや携帯のガジェットで自己表現ができる」と分析。「今の20代以下の女の子はセシルマクビーというブランドを知らない子のほうが多いと思う。ターゲットだった年齢から一緒に世代が上がっていった人が着づらくなっている。ただ、誰かの思い出になれたブランドというのは大きな価値だと思う」としている。

 同社では、11月末をめどに国内に43ある店舗を全て閉鎖すると発表しているが、「セシルマクビー」はかつてのギャルたちの青春の思い出として、心の中で生き続ける。

 1996年生まれのテレビ朝日・並木万里菜アナウンサーは「“ギャル”といえばセシルマクビーでした。私はギャルではなかったですが、きれいめの、ちょっと大人のお姉さんが着るブランドとして憧れを抱いていました。埼玉県に住んでいたので渋谷109には行けませんでしたが、越谷レイクタウンでよく買っていて、中学生の頃にはショップバッグに体操服を入れて登校していました。私も世代から外れたのか、最近では買わなくなっていました。でも、自分が好きだったものが無くなるのは寂しいですね」」とコメントしていた。(ABEMA/『ABEMA Morning』より)

▶映像:セシルマクビー"閉鎖" 若者に"ある変化"

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