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課長が決めたことで知りませんでした、は通らない

立場は異なるが、私は細川律夫氏は信頼の出来る政治家の一人だと思っている。

同志ではないが、嘘を吐こうとするところがないのがいい。

部下の不始末を特に言上げず、すべては自分の責任だと認めるところは組織の長として立派だと思う。

おそらく役所の中ではそういう細川氏を頼りにする人は少なくないはずだ。

細川氏とは、不審死・異常死の死因究明問題の勉強会などで一緒に仕事をしてきたが、話が通じる大事な相手だと思っている。

その堅実な仕事ぶりは民主党の若い国家議員に是非見習ってもらいたいものだ。

そう思っている。

そのうえで申し上げる。

細川氏は、厚生労働大臣を自ら辞職するべきである。

現在問題となっている専業主婦の年金救済問題は、厚生労働省の政務三役が政治主導の掛け声の中で進めてきたものであって、絶対にこれを一担当課長の責任に転化してはならない。今日、総務省の年金問題監視委員会が総務大臣に正式に意見書を提出する。

国民年金への切り替え手続きを怠ったために国民年金の受給権が認められないいわゆる3号該当の主婦について、過去2年分の保険料を追納すればそれ以前の未納なかったものとして全額年金の受給権を認めるという趣旨の課長通知は正規の手続きで保険料を納めてきた人との公平性を著しく欠くものでこれをを無効として撤回し、新たに法による救済手続きを整備すべき、というのがその意見書の骨子のようである。

細川氏は厚生労働大臣として、「課長がやったことで私は知らない」などと言うべきではない。

「秘書が、秘書が」で国会議員は自分の責任を逃れようとしてきたが、今度は「課長が、課長が」では困る。

こういう新しい造語は流行らせてはならない。

細川氏としては本当は「前大臣が、前大臣が」と言いたいところだろうが、これもぐっと我慢した方がいい。

皆、分かっていることだ。

そのうえで、組織の長、行政の長としての責任の取り方が今問われているのである。

誤った政治主導の結果が、これである。

細川氏がここで辞めれば菅内閣はますますボロボロになるだろうが、これは仕方がないこと。

民主党内閣のダメなところを全部曝け出して、一からやり直せばいい。

駄目なものを如何にも立派なもののように装うことは、細川氏には出来ないはずだ。

駄目なものは駄目、と認める勇気が新しいものを作る原動力になる。

皆さん、早く頭を丸めたらいい。

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