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木下優樹菜と小室圭さんの記事がネットで目立つのはなぜか?

木下優樹菜の記事は、なぜ読まれるのか?

眞子さまとの結婚の行方も注目の的だ(2017年9月の婚約内定会見、撮影/JMPA)

 昨今、さまざまなウェブメディアが乱立しているが、各メディアは「この人物・話題であればPV(ページビュー)が取れる」という成功法則を知っている。そうした観点からその関連の話題を出し続けるメディアも多い。

【写真】見つめ合う眞子さまと小室圭さん

 スポーツ紙の電子版に顕著なのがテレビ番組やラジオ番組、SNSで著名人が発言した内容を記事化するスタイルだ。よく見る名前としては張本勲、松本人志、堀江貴文、指原莉乃、岡村隆史、おぎやはぎ、ラサール石井、百田尚樹、小泉今日子、柴咲コウ、西村博之、ダルビッシュ有といったところか。

 こうした人々の言動が人々の関心を呼ぶわけだが、彼らを上回る「ツートップ」がいるという。とある中堅ニュースサイト編集者・A氏はこう断言する。

「木下優樹菜さんと小室圭さんです。この2人はとにかく“数字を持っている”と同業者の間でも意見が一致します。見出しに2人の名前があるだけでクリックされる率が他の人とは違い過ぎる」

 A氏の意見に対しては、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏も同意する。同氏はこの14年間、毎日記事の見出しをつけ続けてきたが、木下さんと小室さんについてはA氏と同様に「この数年のネットニュースの主役級の2人」と感じているそうだ。

「小室さんの場合は、皇族と恋愛関係になった時点でオッ!と思わせ、『海の王子』という意外な経歴があったかと思えば母親の金銭トラブルがあり、そう思ったら突然VIP待遇でアメリカの名門ロースクールへ行く。想像を絶する人生を送っているだけに人々の関心を持たれているのでしょう。母親の佳代さんが金髪にした時の記事もすさまじい反応でした」

 一方の木下の場合はどうか。中川氏は「時期が絶妙に合致してしまった」と語る。同氏はネットニュースのPVの成功法則は「主体名×何をした・何が起きた×サブ主体名」で決まると語る。

 たとえば昨年の当サイト(NEWSポストセブン)でよく読まれた記事の一つはヤクザ事情に詳しいライター・鈴木智彦氏が執筆した〈タピオカがヤクザの資金源に 「こんなに楽な商売はない」〉という記事だ。この場合、「主体名」が「タピオカ」で「何をした・何が起きた」が「資金源」で、「サブ主体名」が「ヤクザ」だ。

 2019年は空前のタピオカブームとなっていたが、当時は見出しに「タピオカ」が入っていれば多くの人に読まれやすい状況にあったという。そんな状況下、「木下優樹菜さん(主体名)がタピオカ店(サブ主体名)を恫喝(何をした)」という騒動が発生。当時、すでに「主体名」として強かった「タピオカ」をサブ主体名に持ってこさせる騒動があっただけにこの話題はネット上で大沸騰。

 以後、サッカー選手との密会疑惑が取り沙汰されたが、メディアがしきりに作ったのが「木下優樹菜とサッカー選手の密会を特定した“鬼女”とは」というテーマの記事だ。「鬼女」とは「ネットの情報から点と点を繋いで何らかの特定を得意とする既婚女性」のこと。木下が「数字を持っている」を把握したうえで、こうした企画を展開していったメディアが多かったのだ。

 前出の編集者・A氏によれば、木下が芸能界を引退し、ますます競争が激しくなるウェブメディアで取り上げる機会が減ったことを残念がっている面もあるという。

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