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言うこと聞かない小池百合子への嫌がらせでGoToキャンペーン東京除外、迷走する安倍内閣のコロナ対策(金融日記 Weekly 2020/7/10-2020/7/17)

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TOPIX: 1573.85, +2.5% (1w), -8.6% (YTD)
Nikkei225: 22696.42, +1.8% (1w), -4.1% (YTD)
S&P500: 3224.73, +1.2% (1w), -0.2% (YTD)
USD/JPY: 106.99, +0.1% (1w), -1.5% (YTD)
EUR/JPY: 122.34, +1.2% (1w), +0.4% (YTD)
Oil(WTI Futures): 40.59, +0.1% (1w), -33.7% (YTD)

 これまで東京で新型コロナウイルスの感染者が指数関数的に増えおり、それが全国に拡がりつつある。アジアの他の先進国の感覚なら、あらゆる手段を使ってウイルスを抑え込みにいかないといけない状況だ。なぜなら、感染症対策は、広がってしまい手遅れになる前に叩いて徹底的に抑え込むのが鉄則だからである。放置しておけば結局は後で高く付く、命も経済も失う、というのは感染制御に成功した国や地域とそうでない国や地域を比べれば明らかだろう。

東京都の新規感染者数の推移


★日本はまた医療崩壊直前まで対策を講じないだろうが、それは結局は高く付くことになろう。
★前回の緊急事態宣言では東京以外ではほぼゼロになり封じ込めに成功したが、その後に何の対策もないまま解除し、結局、貴重な緊急事態宣言カードを無駄にしてしまった。
★国内旅行を盛り上げる唯一の方法は、ウイルス封じ込めであろう。
 感染者が増加の一途を辿る中で、政府が困窮する旅行業者を助けるために、旅行の際に補助金を出すGoToキャンペーンを始めていた。当然だが、みすみす全国にウイルスを拡散させるこの政策に多くの批判が巻き起こり、東京都も小池百合子都知事が都民に不要不急の旅行をやめるように呼びかけた。

 感染拡大が全国的になってしまえば、その対策コストは跳ね上がる。もちろん、多くの命も失われる。小池都知事の要請は、極めて妥当である。しかし、こうした小池都知事の発言が、GoToキャンペーンをやろうとしていた安倍内閣の面々のプライドを痛く傷つけることになり、今度は直前になって、東京都民には補助金を支払わない、東京抜きでやる、と財源の多くを担っている東京に対するあからさまな嫌がらせで、安倍内閣は反撃することになった。もはや科学などどうでもよく、また、国民の命などもどうでもよいと思える、政治的な泥仕合になってしまっている。

●日米で新コロ感染拡大止まらず、"Go To Hell"キャンペーン満を持して開始(金融日記 Weekly 2020/7/3-2020/7/10)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52175324.html

 安倍内閣はちぐはぐな新型コロナウイルス対策で迷走をはじめてしまっているように思える。まるで、目的の二重性で臨機応変な対応ができず、主力艦隊の大部分を喪失してしまったミッドウェー海戦のようになってきたようだ。

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